「白瀬 矗一代記より 奮闘編」

日本人で最初に南極探検を行った白瀬 矗(のぶ)、白瀬中尉と言ったほうが分かりよいかもしれませんが、幕末の秋田県に生まれ、生涯をかけて南極探検に取り組んだ快男児です。戦後の南極観測も、この白瀬という先駆者がいたことが大きな力となっています。

南極観測隊の講談を演じたことがきっかけで、白瀬氏の出身地秋田県金浦の「白瀬中尉を現代によみがえらせる会」からお話をもちかけられ、この講談が誕生しました。とにかく波乱万丈の人生を送った方なので、全編1時間30分という大作になってしまいました。それを一度に高座にかけることはできませんので、三部に分けて演じていこうと思っています。

今回アップしたのはその第二部「奮闘編」です。今年は白瀬隊が南極に向けて出発してからちょうど百年にあたりますので、この話をやる機会も多くなりそうです。頑張って磨きをかけなければ。

 

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