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(梅星改め)梅福の日記ページへようこそ!

2012年7月6日 (金)  
今月の16日は、京王線柴崎駅のその正面にあるジャズレストラン「さくらんぼ」で梅福の講談会をさせていただきます。そのお店は週末になるとジャズファンの熱気で満ち溢れてます
このお店のライブに出演したミュージシャンは、リッチー・コールやジョージ・ロバーツ、穐吉敏子、大野雄二など、そうそうたる顔ぶれです。

マスターは、ジョージ・岡田さんといいまして、“日本のジョージ・ロバーツ”との異名を取るトロンボーン奏者です。ナタリー・コール、サミー・デイビス・Jr.の来日公演やフランク・シナトラの来日公演・香港公演でバックを務めたと聞けば、音楽の事を知らない私でも凄い方なんだとわかります。
スタジオミュージシャンとしての実績も、実に3万5000曲以上。日本のトップアーティストのレコードには殆ど参加しています。
 
天然木で作られた天井や壁は、絶好の音響装置。スピーカーを通さず直接耳に届く音楽には、大ホールでは味わえない高揚感がある。耳の肥えた客に乗せられて、「ついつい良い演奏をしてしまう」というミュージシャンも多いとか。海外の有名ミュージシャンも「さくらんぼうで演奏したい」とやってくるそうですよ。私の講談も、ついつい良い講談を!
  音楽だけじゃなく、コーヒーも料理も内装も妥協できない。全部本物じゃなきゃとマスター。
そんな一流のこだわりのお店で、梅福のライブ講談を昨年の夏から、今回で3回目になりますます。是非、宜しくお願い致します!
☆☆7月16日(月)祝日 海の日
      異色ライブ「夏の調布寄席」ジャズレストランさくらんぼ 
          調布市柴崎 6時半開場(食事タイム)7時半開演 
          梅福演題 夏に相応しい演目2題
          休憩(飲食&トークショウ)
          ★ご予約お待ちしております。
         ご予約042ー488ー0626(さくらんぼ)
今月のスケジュール
    10日(火)「高徳寺」青山 御施餓鬼       12時 
    13日(金)浅草木馬亭講談会 浅草木馬亭 1時開演 料金2000円                   出演 一乃 /山緑/すみれ/仲いり
             /梅福/琴調 主任演題「牡丹燈籠お札はがし」
    14日(土)花見川ライオンズクラブ寄席 八千代台 オランダ屋2F 
          2時開演 料金1000円 出演 花島皆子(マジック)/梅福
    15日(日)船の科学館「南極辻講釈」宗谷船上    1時より
    15日(日)本牧つちのこ講談会 上野とんかつむさし野2階
    18日(木)「講談夜席」日本橋亭 6時開演 入場料 2000円
          出演 山緑/一乃/すみれ / 仲入り
          /梅福 /琴桜 主任演題「おかか声あわせ」
    19日(金)「講談夜席」日本橋亭 6時開演 入場料 2000円
          出演 あおい/星之助/すみれ/仲入り
           /梅福/ 琴梅 主任演題「出世の葵」
     22日(日)「レトロ倶楽部」川越市中央公民館分室(3号室)
         小泉八雲ゆかりの旧久松邸  
           2時開演 料金1000円 (お菓子とお飲物)
          梅福演題 2題・女子陸上最初のメダリスト「人見絹枝物語」
                ・古典講談一席

2012年7月1日 (日)  
はぁ〜月日が経つのは早いですね。

先日は、三遊亭圓遊師匠の独演会に出演させていただきました。
400人入る亀戸のカメリアホール会場満員のお客様でした!圓遊師匠凄いです!

圓遊師匠が「還暦前年祭」と銘打って、亀戸カメリアホールで会をされてから10年に。ちょうど来年が古希で区切りが良いからカメリアホールでの会は最後にされるようなことを、舞台でお話しされてました。

圓遊師匠が浅草の本法寺で会をされていた頃に、師匠のお供で2度出演させていただきましたが、私を覚えていてくれてお声をかけていただきました。本当に嬉しかったです。
 
7月に入っても涼しいので顔のボロボロが出なくて良いわ〜。梅雨が明けたら出るんだろうな〜。今の内に、まず一席ネタを覚えよう・・。 

2012年6月18日 (月)  
昨日は、ゆりかもめに乗り「船の科学館」へ。車内は込み合ってました。子供さんの座席を譲ってくれる若いお父さんがいました。私はいいですよ〜と言って別な車両へ移動しましたが、台場でどっと乗客は降りましたので、あの親切な若いお父さんも降りたと思っていました。

宗谷の仕官食堂でいざ講談をと思いましたら、その若いお父さん家族が!・・・向こうも、あれっと思いましたでしょうね。お嬢さんと男のお子さんはよーく聴いてくれましたよ。宗谷内で講談を聴いてくれる子供さんは利口な子ばかりのようです。

仕官食堂に出演者の写真入り「南極大陸」のポスターが張ってありますので、講談の時に説明しやすいです。そうそう、その出演者の西堀栄三郎役を演じました香川照之さんは9代目市川中車を襲名、その新橋演舞場「6月歌舞伎」公演を先週観て来ました。市川亀治郎改め4大目市川猿之助襲名披露ですよ。
夜の部(スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の口上は2人でした。4代目猿之助が「う〜ん、46才からというのは・・前例がないが前例はつくればいい」などと思いやりが感じられてとても好感を抱きました。私も同年代で講談界に飛び込んだので色々と思うことがあり涙が出ましたよ。

フィナーレで、帝(中車)がタケル(4代目猿之助)の手を取り父と子がしっかり手を握りあうシーンの後で、新猿翁が登場しました。途端に、何と前方が壁に!ひょいと後ろを振り返ると後ろは・・全員総立ち!
團子(中車の息子、新猿翁の孫)早くも人気者!やはり血筋はですね〜。
S会長様のお陰で話題の歌舞伎をいち早く、しかも前のA席で鑑賞できましたこと感謝です。

明日の夜は、新宿「薩摩おごじょ」で「ホタル帰る」を聴く会がございます。ご店主が、お料理とお酒などお飲物で(あっ講談も込み)4千円にしてくださるそうです。とても有り難いです!ちょっとお天気が気になりますが、是非ご来場お待ちしております。

2012年6月1日 (金)  
ホームページ「梅福のあーだこーだん」の「梅福日記」以外のページは、只今調整中でございます。暫くの間「スケジュ−ル」はこの日記に情報をお知らせしますので、こちらをご覧下さいませ。ご不便をお掛けしまして大変申し訳ございません。

怪談ものを覚えているのですが、集中力の高まる深夜になると霊がのりうつりそうで恐い。最後のところが、恐いのと難しいのとややこしいのとで手間取ってしまって・・トホホです。

はぁ〜、6月に突入です。

今日、テレビで盲導犬の番組見ました。何でも、今年は身体障害者補助犬法成立10年になるそうです。
法律では補助犬は拒んではいけないと決まっているそうですが、レストランや病院やホテル、公共施設での入店を拒まれるケースが全国であるそうです。
盲導犬は毎朝ブラッシング、歯磨き、耳掃除など健康面や衛生面でしっかりやってるそうですね。ものぐさな人間よりもよっぽど清潔ということですね。
この間、船の科学館「宗谷」で辻講釈の時に盲導犬が真ん前にいましたが、全く違和感ありませんでした。ユーザーと一心同体でおとなしく賢くて、清潔でしたね。ご主人と一緒に南極講談を聴いくれてました。カラフト犬が出てくるところでチラっと下を見ましたら気持ち良さそうに寝てました〜。困った人間よりも、よっぽど訓練されてますし、ちゃんとしてる感じですよ。私も盲動犬に接してわかりましたが、お店側でも一度受け入れてみてはと思いますがね。

2012年5月3日 (木)  
ホームページ「梅福のあーだこーだん」の「梅福日記」以外のページは、只今調整中でございます。暫くの間「スケジュ−ル」はこの日記に情報をお知らせしますので、こちらをご覧下さいませ。ご不便をお掛けしまして大変申し訳ございません。

「講談まつり」は、協会の皆様のご協力と、ご来場のお客様のお陰をもちまして無事に終了しました。担当させていただき、知らなかった事ばかりで、先輩方のご苦労が少しわかったような気がしました。とても勉強になりました。これで肩の荷が降りました。

でも、もう一つの役割が・・私の住んでいる200世帯住宅の副会長になってしまいました・・。それで、家にいても落ち着きません。
15年前に会長になった時は、住宅に引っ越して来て間も無い頃。しかも私が講談の世界に入門した翌年だったものですから、あの時はもの凄い大変な思いをしました。

しかし、今回は副の方ですから少しは気は楽です。地域や住宅の為に少しでもお役に立てるようにしなければと思います。

2012年4月24日 (火)  
地域に貢献できる活動という事で「花見川ライオンズ・ クラブ寄席」が千葉日報に記事が掲載されました。平成22年8月から年に4回の開催で、今月は7回目でした。

今年、梅福が関わらせていただいている高座では2度目の新聞掲載です。1月末に読売新聞ジュニア・プレスの方に取材を受けたときの記事が、困難乗り越えた「宗谷」という見出しで載せていただきました。
個人の記事ではないにしても、花見川L・C会員の鈴木さんのお世話でレギュラー出演させていただいている「花見川ライオンズ・クラブ寄席」が大きく新聞に掲載され大変嬉しいです。

千葉花見川ライオンズ・クラブの宮下会長が「高齢化の時代なので地域の人が近場で楽しめることが重要。少しずつ地域に根付いてきた〜」と、地域の皆さんの笑いや感動の輪が大きくなり、もっともっと楽しんでいただけるように全力投球して参りたいと思います。

2012年4月19日 (木)  
上野で用事を済ませた後、次の予定まで時間が空きましたので公園に行きました。このシーズンに上野公園を訪れるのは2度目となります。4月上旬に咲いていた桜は葉桜になり、寛永寺の井戸の側に講談でおなじみの秋色桜が綺麗に咲いておりました。

韻松亭甘味処・喫茶去がありましたので、桜を眺めながらあんみつを食べてのんびり〜古風な佇まいの木造家屋で落ち着けましたよ。ここ数年、こういう時間があまりなかったので懐かしい気がしました。


月に一度の船の科学館で辻講釈。といいましても環境に恵まれた第一次観測船「宗谷」の士官食堂が会場です。私は「南極第一次観測隊と宗谷とタロジロ」の講談をさせていただいております。

今回は、若いご夫婦とお嬢さんが再度宗谷見学と講談を聴きに来て下さいました。そればかりか可愛いらしい娘さんから花束をいただきました!はぁ〜講釈師冥利に尽きます。

こういう出逢いがありますと、私も頑張りますから、宗谷もまだまだ頑張りましょうね。と船に話し掛けてきました。

2012年4月12日 (木)  
故姪の子供も4歳と7ヶ月、チューリップ組からすみれ組となり保育園の年中さんになりました。昨年まで保育園に迎えについて行きましたら、「わーいわーい○○!○○!」と私の名前を叫んで喜んでくれたのに、この頃はとことこと近寄ってきて「迎えに来たの?どこからきたの?」ぼえ〜とした顔で見上げるだけ・・。
翌日起床すると首はまわらないし手も肩も痛い・・あれ〜なんでとよーく考えたら、その子を10分位の距離を抱いて歩いたんでした。前途色々とあることでしょうけど明るく笑っている子供を見ていると、私も頑張らなくてはならないと思いました。

さて、三遊亭円朝 原作 切なくこわ〜い怪談に挑戦します!
夏までに、新作2席覚える予定です。
 
梅福の高座情報仔細をお知らせ致します。


☆講談協会「講談まつり」
5月1日(火) 国立演芸場 午後12時30分開場 13時開演(終演16時)
入場料3000円(全席自由)※前売り・御贔屓連2500円 
予約申し込み/お問い合わせ03-3954-7924(講談協会)
或いは、042(488)5671・メール umeachi@yahoo.co.jp(梅福)

<合戦で聞く清盛とその時代> 

一部 戦いの中の美談  ご案内 梅福/織音
源平よもやま その1 南北/星之助/駿之介 
「宇治川先陣争い〜名誉のみならず利害を賭けて戦った坂東武者」・・宝井琴嶺
源平よもやま その2 翠月/鶴瑛/一凛/あおい/貞寿/琴柑/すず/銀冶/貞弥
「青葉の笛〜若き公達の滅びの美学」・・神田香織
源平よもやま その3 貞心/凌鶴/貞橘/山緑 
「扇の的〜適も味方も大喝采」・・・一龍斉貞山
  
   仲入り・ 口上

二部 源平二大ヒーロー現る  ご案内 梅福/織音
「若き日の清盛〜時代の改革者」・・一龍斉貞花 
源平よもやま その4 琴桜/琴星/琴調/一邑/一乃
「五條の橋〜後の源平戦の勝利者」・・宝井琴梅

2012年3月31日 (土)  
長年青函連絡船として活躍し、多くの方から愛された「羊蹄丸」が愛媛県新居浜市「東予シップリサイクル研究会」へ贈与が決定しており、3月25日に船の科学館を後にしました。新居浜市黒島埠頭で4月27日〜6月10日まで一般公開を行うそうです。

船の科学館に係留していた頃に羊蹄丸船内で、ずいぶん講談させていただきました。地下のシアターに行く為に関係者専用のエレベーターを2度乗り換えして会場に行きました。昭和30年代の青森にタイムスリップした「青森ワールド」は好きでした。何しろ思い出が多いので、一般公開後に船舶解体され資源リサイクルされるのはショックですよ。さようなら羊蹄丸!

さて、今年のテーマは「絆」ですが、新しい絆もあれば途切れる絆も・・。川越のレトロ倶楽部で書道の先生がいらしてくださり、今年の「絆」と「龍」と、それから中国の高占祥視(とうせんしょう)詩を書いて下さいました。「桜の満開の頃、近隣の友の国を訪れた、その誼は長く友情は深い、花を鑑賞すればするほど花を植えた人に感謝し、水を飲む時は井戸を掘った人の心を忘れない」と詩の釈文もつけてくださいました。

偶然にも、 レトロ倶楽部のネタが「五平菩薩の由来」井戸を掘る話しでした。素晴らしい書を有難うございました!

何ごとにも感謝という気持ちがあれば争いはないのですがね・・講釈ネタで人はこうあるべきなんて〜いい話しをするのですがね〜。頭と心は別物ですから、反省の日々です。

2012年3月26日 (月)  
連続テレビ小説「カーネーション」夏木マリさんになってからは別物ですね。
尾野真千子さんが最高に盛り上げてくれたので、一応最後まで見届けたいと思いますが・・・何だか、主役に合わせたかのように全体的にレベルも落ちたように感じます〜。


さて、遠田恵子さんから感謝状が届きました!

この3月をもちまして、1997年から担当してまいりました「NHKラジオあさいちばん」を離れることになりました。
雨の日も風の日も、雪の朝も猛暑の日も早朝2時半の起きてマイクに向かった日々。走り続けて15年。我ながらよく持ちこたえたものだと思います。これも皆様の応援があってこそ、です。

と!びっくりです。しかし、本当に15年間ご苦労様でございました!
遠田さんは、このようにお人柄がとても良く、お声も話し方も好きです。
私も含めて多くのファンの方はがっかりですが、これからは健康の為に普通の生活スタイルに戻りご活躍されるとの事ですから、良かったと思いましたよ。

最後の放送は3月30日、ぜひ皆様も早起きしてお聴き下さいませ!

病み上がりの胃に、ちょつと厳しいけど「駒形どぜう」のどぜうを食べる会に行ってきます。

2012年3月21日 (水)  
1週間以上も熱が出るわ〜胃腸が悪いわで、殆ど家で寝込んでおりました。辛うじて踊りの稽古と定席は出掛けました。
今年になってから、ある治療の為に薬を飲んでいます。普段薬を飲む習慣はないのでいざ始めてみると、飲んで4日目に胃が悪くなります。先月お医者様にその話をしましたら胃薬出しますか?と、私としては必要以上の 薬を飲みたくないので断りましたが、これから最後の治療でまた薬を飲みますが、今度は胃の薬も貰うことにします。食欲がなくお粥を食べたりバナナ1本の食の細さでしたが、やつと今日は、一人前の食事が摂れました。

昨日は、岡部正敏氏の葬儀が、所沢のキリスト教会で行われました。2年前にすい臓がんが見つかり、治療をしながら仕事を続けていたそうです。一時期病状が好転したものの、脊髄や肝臓に転移し、3月16日にお亡くなりになりました。67歳でした・・。

鈴木さんのご紹介で、お知り合いになりましてから「変人奇人の会」で私の講談会を催してくださり、大変お世話になりました。姪の癌闘病を見て来ましたので、ご本人と支えられるご家族の大変さは身に染みてわかります。

岡部さんは、「今、自分に出来ること」を「心から」「報いを望まず」をモットーに、キリスト者としての生き方を貫かれました。台湾や中国、モンゴル自治区等からの留学生の支援も、偉い方でした。

御冥福をお祈りいたします。アーメン

2012年3月11日 (日)  
東日本大震災から1年。

1年を迎えて震災関連の放送が多いですが、医師会からテレビ番組を放送する際には、津波の映像を自粛するようにと申し入れがあったそうですね。精神的なダメージが癒されてない被災者の方々への配慮するようにということです。しかし毎日のように津波の映像は頻繁に流れているような気がします。

先日新聞でも、千年に一度といわれた東日本大地震、想定外の背景を掘り下げて行くと「過信」や「油断」が潜んでいると。天災ではありますが、助かったかもしれない命も、人災もあると思います。各地では犠牲になられた方の追悼の祈りと訓練が行われたようです。岩手県は明治、昭和に続き3度目の津波なんですから・・。

テレビといえば楽しみにしていたのが、連続テレビ小説「カーネーション」尾野真千子さん扮する糸子の最後の放送で、糸子が2階窓から外を眺めて「うちの宝はぜんぶここにある」北村「この先なくしてばっかし、宝かて一個ずつ消えて行く。人かて死んでいくんや」糸子「うちはなくさへん。相手が死んだだけでな〜んにもなくさへん。宝かかえて生きて行くよって・・」尾野さんが出演されなくなったら観る楽しみがなくなりましたよ・・。

先日は二葉会(両師匠の会)でした。前に出方が多いとネタに困ります。師匠からお客様が聴きたいからと言われてオリジナルを掛けたことが一度ありましたが、二葉会では古典を勉強させていただくと決めております。久しぶりの打ち上げに参加しお客様とお話が出来て良かったです。

これからの高座のお知らせです。
(Hpの諸々の更新がお休みとなっております、申し訳ございませんが暫くお待ち下さいませ。それまでは、日記にスケジュール等をお知らせ致します)

15日(木)「講談夜席」日本橋亭          6時開演
   出演 あおい/凌鶴/梅福/南北/鶴女/貞山「白菊金五朗」

18 日(日)船の科学館「南極辻講釈」宗谷船上    1時より
    
25日(日)「レトロ倶楽部」川越市中央公民館分室(3号室)
   小泉八雲ゆかりの旧久松邸 
   2時開演 料金1000円 (お菓子とお飲物)
    震災から1年 「生ける神」小泉八雲 原作
           「五平菩薩の由来」を予定しております。

2012年2月21日 (火)  
相変わらずパソコンの調子が悪いもので日記も久しぶりになってしまいました。

今月は、一年分の新聞を整理したり、住宅の電気工事があり各部屋の電気コンセントや蛍光灯の取り替えのために掃除や整頓が、も〜う大変でした。

ここに引っ越して来て16年になりますが、お陰でタンスや本棚の裏のほこりをすっかり取り除き、すっきりしました!

しかし、連日掃除や整理の疲れが・・。

故姪の妹が、姉と私の誕生祝いに今流行のホテルで食事と温泉の招待をしてくれました。食事をして温泉に入って部屋で昼寝をして帰ってきました。心身共に癒されました!可愛い姪っ子からのプレゼントに感激でした。うるうる・・。

暦の上では立春ですが、まだまだ寒い日が続きます。お体にお気をつけて下さいませ。

☆梅福の高座お知らせします

2月22日(水)23日(木)上野広小路亭講談会 午後1時開演 上野広小路亭 料金2000円

貞鏡/駿之介(22日)・星之助(23日)/梅福/仲入り/琴星(22日)・春水(23日)/香織/貞心

2012年1月28日 (土)  
先日、伝統文化 東京木目込人形師範会新年会のお仕事させていただきました。総合司会&講談、司会の方は 打ち合わせ不足もあり顔が青くなったり赤くなったりでしたが、終了時間だけはきっちり間に合わせました。生憎雪が降りました日の夜で、一面真っ白な雪景色のなかを交通障害も無く無事に帰宅出来ました。この日各地から師範会の先生方が東京に来られましたが、お帰りは大丈夫だったのでしょうか・・。

東京木目込人形師範会の会社は浅草橋にあります。浅草橋は昔ながらの問屋街で造花屋さんがお祭りのように並んで賑やかです。蔵前の通りに、昔は札差(金融機関)があったそうです。すみだ川の袂へ参りますと、大高源五が雪の両国橋から見た景色「首尾の松」がありました。出歩く先々講談でお馴染みの場所に遭遇すると徳をした気分になります。

この頃地震が多いですね、昨日のテレビで、東京は4年以内に70パーセントの割り合いで地震があるのではと言っておりました。未練がましく大事にしている思い出の物も含めてあらゆる整理をしなければと思います。

今朝の新聞によるとインフルエンザ患者が111万人、学校閉鎖が2479施設もあるそうですよ〜!患者の多い地域に共通しているのが、空気の乾燥と厳しい寒さだそうです。皆様くれぐれもお気をつけてくださいませ!

2012年1月18日 (水)  
故姪の子どもが、2ヶ月振りに九州から戻って来ました。

「好かん!」「食べとらんけん」、子どもが環境に慣れるのは早いもので、すっかり九州弁になっておりましたよ。

2ヶ月も会わずにいると、私の名前は忘れられてしまって、すぐには出て来ません。「○○だよ ○○だよ」自分の名前を言って存在をアピールしてました。しかし、故姪の妹の名前は覚えていて、「○○ちゃ〜ん!」と遠くから姪の名を呼んだそうですよ。やっぱり母親の妹、何か通じるものがあるんでしょうね。

先日、船の科学館「宗谷船上」で南極講談の時に、読売新聞・ジュニア記者の方3人(中・高生)が「宗谷」を取材に来てくれました。取材を受けることはありますが、子供さんにというのは初体験です。ドキドキしましたが、昨年のTV「南極大陸」を観て宗谷に関心を抱いてくれたのは女の子の記者でした。

礼儀正しく堂々とした態度で、将来が楽しみなジュニア・プレスの皆さんでした。「宗谷」取材ご苦労さまでした。そして有り難うございました!

☆梅福の高座情報仔細をお知らせ致します。

「花見川ライオンズ・クラブ寄席」
日時 1月21日(土) 時間 午後2時開演
場所 オランダ屋2階(多目的ホール) 最寄りの駅 京成八千代台駅
   出演  三遊亭 吉窓(落語) 宝井 梅福(講談)
  最初に、地元タンポポ・ジュニア・コーラスの皆さんの合唱があります
入場料 1,000円

2012年1月12日 (木)  
皆様、お正月はどのように過ごされましたか?

私は、大晦日の年越し蕎麦にと「駒形どぜう」の社長さんから美味しい本手打ち助七蕎麦が届き喜んでおりましたら!その翌朝の元旦には、桐の化粧箱に干支の手拭いで包まれた金沢の2012年「福正宗」銘酒が届きました。
春から縁起が良いです。ありがたいです〜。


先日、ジャズ・ライブ・ハウス「さくらんぼ」で、初春調布寄席ライブ講談を終えました。お店のご常連様に話芸に詳しい先生がいらして、講談の前後にお話し(解説)してくださいました。次回は地元の方が気軽に来ていただけるように努力したいですね。これで、昨年から続いた慌ただしさが一段落したところです。
 
それから、今年も調布寄席と川越市「レトロ倶楽部」は続けたいと思います。
どうぞ、皆様宜しくお願い致します。

いよいよNHK大河ドラマ「平清盛」放送されましたが、この時代の歴史を勉強するチヤンスでもあります。実は、5月の「講談まつり」の担当をさせていただくことになりました。
テーマは、講談では毎度おなじみです。
(大河ドラマ!?他にアイデアないの?という囁きが・・・)
謎めいた清盛の時代に触れてみると、とても興味深いです。

2012年1月2日 (月)  
謹賀新年

昨年は、東北大地震があり大変な1年でしたが、今年は悪しきことのない穏やかな年でありますようにと願わずにはいられません。また身体健康と講談上達も。去年は調布や川越で講談会を試みました。今年は反省点を改善し努力したいと思います。

12月上旬の「梅福で満福の会」にご来場いただきましたお客様、誠に有り難うございました!この月は、お陰でちょっと忙しくさせていただき、お声をかけていただいた会が幾つかありましたが、特に月末の東西女流華乃競艶会(歌る多師匠・菊千代師匠・都師匠・あやめ師匠の会)は、歌る多師匠にお声をかけていただきました。

鈴本演芸場は満員御礼!立ち見が出る程の大盛況でした。会場一杯、東西女流落語の師匠方のパワーが満ち溢れていました。出演させていただき、大変光栄でした。

毎日欠かさず見ている、朝のドラマ「カーネーション」 4日まで放送されないのでさみしいです。
「カーネーション」の舞台の岸和田弁け、心地よい響きでうちは好やねん。脚本も、糸子さんも良いです!主役を取り巻く役者さんらもいいですね。色々と勉強になります。あっ、ところどころ岸和田弁が・・。

 さて、梅福の初高座のお知らせです

☆初席日本橋亭(1時開演)5日間の内、4日が梅福の初席です。

☆7日(土) 初春・異色ライブ 調布寄席
  調布柴崎のジャズライブクラブ「さくらんぼ」 
 6時半開場 7時半開演 チャージ1500円 飲食料金1500円

  詳しくはこちらまで。
  http://www.jck.net/sakuranbo/index.html

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

2011年11月14日 (月)  
先日第53次南極地域観測隊を乗せて、観測船「しらせ」は(基準排水量1万2650トン)晴海埠頭を出航しました。

2011年11月11日と11が揃って印象も深いですね。出航前の「しらせ」を見学させていただきました!

雨の中、乗員の家族や観測隊員の見送りが大勢来ていました。
船内で行われるセレモニー開会を待っている時に、お隣にいらした女性の方が
「息子が半年帰ってこないので見送りに、すぐ戻るから来なくていいよ。というけど、何があるかわからないから・・」と誇らしい中に、不安げな様子も。
今回は、氷に阻まれている豪州船の為に、世界屈指の砕氷力で救援という特別任務もあるそうです。

艦長があいさつで「第一次観測隊を乗せた宗谷が出発した時と同じような雨です。宗谷が無事南極に辿り着いたように、我々も任務を果たして参ります」 観測隊員は25日に成田から飛行機で豪州へ、そこから「しらせ」に乗り込みます。

この日は、「しらせ」につき合おうと決心してましたので、夜の例会(宴会)にも参加しました。
宴席で、テレビ「南極大陸」をどう思うか?感想を述べるコーナーがありました。やはり、南極絡みの集まりですから、宗谷が当時の船ではないとか(詳しい)、主人公の父親が白瀬隊は・・とか、私もところどころ講談の中身と違うところがあると思いました。しかし、敗戦の貧しい時代に、皆が力を合わせて夢を実現した、「南極第一次観測隊」のことや、奇跡の船「宗谷」を若い世代の方にもわかってもらう良い機会ですね。
お陰で、日本中の木村拓哉ファン(?)が船の科学館の「宗谷」見学に来るそうですよ。

☆梅福 おすすめ★高座情報仔細お知らせします

もうじきです。
11月19日(土)調布早朝講談会 
 場所 調布市せんがわ劇場(京王線仙川駅4分)時間 午前10時開演 
 料金1200円(前売1000円)
 出演 宝井梅福 演題「義士伝」他一席・ゲスト宝井琴星 演題「沖田総司」

1月26日(土)レトロ倶楽部
 場所 川越市中央公民館分室3号室(小泉八雲ゆかりの旧久松邸)049-224-1343
 時間 2時開演 会費1000円(お茶お菓子)
 交通 東上線「川越市駅」西武新宿線「本川越駅」より徒歩10分
   バ ス「 川越駅東口」「本川越駅」より神明車庫行・桶川行
     蓮馨寺下車 徒歩5分    出演  宝井梅福
12月3日(土) 「六辻寄席」 
 会場 日新メモリアルホール・埼玉市南区辻5 電話048-863-7280  
 時間 3時開演
 出演 柳家さん八/宝井梅福 他

★12月9日(金)(すっぱいは成功の会改め)
      第18回 宝井梅福の「梅福で満福の会」
 場所  日本橋亭 ・時間  2時開演 ・木戸銭 2000円(前売り1800円)
 出演  前講 梅湯/宝井梅福 演題赤穂義士外伝より「徂徠豆腐」他一席
     ゲスト 三遊亭小円歌 (三味線漫談)

★12月23日(金)年末特別興行「東西女流華乃競艶会」

  場所 上野鈴本演芸場 03-3834-5906  時間 1時開演
  木戸銭 当日2700円(前売2300円)

  出演 開口一番 林家扇 /寿2っ目昇進歌る美改め 三遊亭美るく
  /講談 宝井梅福/上方落語 桂あやめ/落語 古今亭菊千代
  /お仲入り /上 方落語 露の都/講談 神田茜/落語 三遊亭歌る多

   ご予約、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2011年10月30日 (日)  
「鎌田弥恵 物語の会」は終了しました。

お預かりのチケット売れるかどうか心配でしたので、チラシ配りやご案内は自分の会以上に努力しました。終演後のお客さまのお見送りの時に、「渋谷の講談会でチラシもらいましたので・・」「広小路亭で・・」とお声を掛けてお帰りになる方が何人もいらっしゃいました。やっぱり配らせてもらった甲斐があったと思いました。また、「講談は何処へ行けば聴けるの?」とお帰りの際にお尋ねのお客様も。
ご来場のお客様本当に有り難うございました!
語りの勉強をしていた時のように、一つの作品だけを数ヵ月かけて、稽古する事がなかったので、これからは初心に帰リ一生懸命頑張りたいと思います。
鎌田先生の会に、出演させていただき光栄でした。

しかし、困ったことづくしの一つに、パソコンが!プリント不可能になって
しまいました。もう大ピンチです。こうなったらお金が掛かるけど修理するか。
う〜ん、兎に角、プリントの急ぎがあるので何とかしないと・・。

☆梅福の高座情報仔細お知らせします

11月5日(土)船の科学館 「宗谷 士官食堂」
      宝井梅福の講談「南極第一次観測隊物語」
      時間 1時開演 入場料無料

11月19日(土)調布早朝講談会 
   場所 調布市せんがわ劇場(京王線仙川駅4分)
   時間 午後10時開演 料金1200円
              (前売り料金1000円)
   出演 宝井梅福 演題 義士伝 他一席
       ゲスト 宝井琴星 
11月26日(土)レトロ倶楽部
    場所 川越市中央公民館分室3号室
     (小泉八雲ゆかりの旧久松邸)049-224-1343
    時間 2時開演 会費1000円(お茶お菓子付き)
    交通  東上線「川越市駅」西武新宿線「本川越駅」より徒歩10分
        バ ス「 川越駅東口」「本川越駅」より神明車庫行・桶川行
        蓮馨寺下車 徒歩5分 
    出演  宝井梅福
12月9日(金)(すっぱいは成功の会改め)
     第18回 宝井梅福の「梅福で満福の会」
   場所  日本橋亭
   時間  2時開演   木戸銭 2000円(前売り1800円)
   出演  前講 宝井梅湯/宝井梅福 演題 赤穂義士外伝より「徂徠豆腐」
        ゲスト 三遊亭小円歌 (三味線漫談)
   

2011年10月26日 (水)  
調布市文化会館たづくり「むらさきホール」での講談会が終わりました。始めての試みでしたが、何となく良い講談会になりそうです。次回は調布のお客さまがもっと来ていただけるようにしたいと思っております。

そうこうしている内に、時の経つのは講談くらい早い!

さあ、いよいよ梅福、本年一番のお勧めです。

「お知らせ」にも掲載しておりますが、

☆文化庁芸術祭参加公演「鎌田弥恵 物語の会」

日時 10月29日(土)昼の部 2時開演 夜の部 6時開演
千代田区立内幸町ホール
料金3500円(昼の部は完売となりました)
夜の部のチケットはまだあります!!

鎌田弥恵 近松門左衛門 作 「曾根崎心中」
宝井梅福 加藤孫六「出世馬喰」
前田晶子 乃南アサ 作「泣き虫」

何卒、ご予約のほど宜しくお願い申し上げます。

2011年10月18日 (火)  
テレビドラマ「南極大陸」第一話が放映されましたね。南極第一次越冬隊では犬ぞり係を務め、現在はオーロラの世界的権威である北村泰一先生が原作なのは、私の講談と同じなのです。

その北村先生と、講談の脚本を書いてくれた音楽家の羽野誠司さん、さらにその間で橋渡しをして下さったのが、当時の文芸春秋編集長、高橋一清さん・・・と、多くの方のご協力により出来上がった作品です。

あの長いドラマを一時間にするのですから大変でしたが、このテレビドラマを見て早速、宗谷講談のご依頼をいただきました! 羽野さんと北村先生、並びに高橋さんにご報告とお礼を申し上げました。

これからの若い人達に敗戦後の苦しい時代、明日を夢見て日本が一つになった南極第一次観測隊の事を知ってもらいたいものです。北村先生曰く、タロジロは忠臣蔵の四十七士ですと! 南極物語はやっぱり講談ですかね。

2011年10月12日 (水)  
テレビを観ておりましたら大分県国東市のある地区で、毎朝それぞれの家の軒先に黄色い旗が掲げられ、それが「今日も元気です」と周囲に伝えるメッセージになるのだそうです。登校する子供達までが、黄色い旗が出ているかいないかを気にかけて、出ていない家は安否を訪ねる「黄色い旗運動」が話題になっていました。

さて先日、1977年に公開された山田洋次監督の名作映画「幸せの黄色いハンカチ」のリメーク版がテレビで放映されました。高倉健扮した主人公が阿部寛、舞台が夕張から私の故郷羽幌に。実はこの舞台、「希望の象徴」 黄色いハンチが掲げられるのが羽幌の焼尻島です。

羽幌は海と山に囲まれ、港があって向かいには島もあり、景観も環境もすばらしい町なんです。ドラマの内容よりも羽幌の町の景色を追って観ていました。山田洋次監督は今回監修で、演出は違う方でした。どうも違う感じがすると思っていました・・。

以前、師匠の出前講談でご一緒した柳家さん八師匠から「黄色い〜の舞台が羽幌ですね!」とメールをいただきました。師匠方が泊まられたサンセット・ホテルもドラマに出ましたね。


梅福の高座情報仔細をお知らせ致します。

☆「花見川ライオンズ・クラブ寄席」

日時 10月15日(土) 
時間 午後2時開演
場所 オランダ屋2階(多目的ホール) 最寄りの駅 京成八千代台駅
   出演  三遊亭 歌る多(落語) 宝井 梅福(講談)
入場料     1,000円
今回は、私が住吉踊りで大変お世話になっております方で、
落語協会最初の「女性真打」になられた 三遊亭歌る多師匠です。

☆船の科学館 南極観測船「宗谷」士官食堂で南極講談

日時 10月16日(日)
時間 1時開演
場所 船の科学館「宗谷」船内
入場料 無料

16日(日)は午後9時より TBS開局60周年記念「南極大陸」が放映されますよ。
「木村拓哉 南極に挑む」  梅福は7年前から南極に挑んでおります!

2011年10月2日 (日)  
船の科学館の青函連絡船「羊締丸」は9月30日展示が終了し、お別れのセレモニーがありました。出航を知らせる汽笛やドラを鳴らし、紙テープを投げて羊蹄丸の新たな船出を祝いました。

私は、残念ながら急用が入り、その時間まで居られなかったのですが、羊蹄丸に最後のお別れをしてきました。

以前にもこの日記に書きましたが、船内の「アドミラルホール」や「青函シアター」(マジカルビジョンシアター)で多くの南極講談の口演をさせていただきました。

人間関係に、始終会い馴染がある人に気持ちが通うのと同様、船も幾度と無く使わせて頂いたことでよい思い出が沢山できました。

羊蹄丸よ、ありがとう!

2011年9月22日 (木)  
台風15号はひと暴れして幾つかの被害をもたらし、関東を縦断していきました。

3/11以来の帰宅難民の映像がテレビで報じられ、思わず「うわー大変!家に居て良かった」と胸をなで下ろしました。

母が心配して「雨きをつけてね」この短いメールをくれました。

母が打つ慈愛のこもったメールに、この頃は漢字も混じるようになった事に気がつきました。

今日は故姪の子供の誕生日、4歳になります。

パパやババや故姪の妹が愛情一杯育てています。でも、やっぱりママがいてくれたら・・と。
故姪の一周忌は子供の誕生日の4日後です。

2011年8月31日 (水)  
新潟県上越市板倉の「アトリエ・やま」に行ってきました。アトリエ2階の小さなスペースを上手に寄席会場にアレンジした「アトリエやまの夏寄席」、私の真打のお祝いとしてくださいました。

アトリエ・やまのご主人も奥様もお嬢様もアーティストで本当に素敵なご家族ですから、お付き合いしている方々もいい人ばかりです。

食卓にしても、、私ならおかずの盛りつけ方はだーっと量だけ多くて賄い風ですが、こちらでは、ご主人手作りの素敵なお皿に、色彩豊かな季節のお野菜(これもご主人が丹精された)や魚などが奇麗に並べられます。

このキュウリやトマトが美味しいのにびっくりです。やはり地元で取れる新鮮野菜のお料理が一番のご馳走だと改めて思いました。

ところで、そろそろ夏の疲れが出る頃ですね。7月から、私の住んでいる建物全体は、バルコニーと廊下手摺りの改修工事をやっています。作業をしている方は暑いのに大変だと思いますが、住人にしてみれば、もうコンクリートを切る音などの騒音で煩いわ、窓や廊下にアミを張ってうっとおしいやら。これが9月に入っても続くようです・・・。

川越の「レトロ倶楽部」其の弐、終了いたしました。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。精進して、少しずつ会員の方を増やし、良い会にしたいと思います。

2011年8月24日 (水)  
先日21日は、船の科学館「宗谷内」士官食堂で南極講談がありました。

今回は船の科学館に、姉と姪とその友達と故姪の子供とご主人との5名が来てくれました。講談終了後に宗谷内を見学してから、来月で展示が終了する羊蹄丸にも案内しました。船内で私のお気に入り、昭和の「青森ワールド」は皆も気に入ってくれたようです。

丁度この日、フジテレビへの「韓流偏重講義デモ」が! 船の科学館がスタート場所だったようで、とにかく大変な人数でした。

宗谷の見学が終了してから羊蹄丸に行くにはどうしても抗議デモの行列とすれ違わなければなりません。荒川区議の小坂英二さんも先頭切って参加のデモですから、心の中では「成程、そうだな」と頷きながらも、私達6名は羊蹄丸へ向かいましたが、それにしても、この抗議デモの参加人数は3千人とも4千人とも・・・凄まじいです。フジテレビの偏向報道・ステルスマーケティング、日本国民を馬鹿にした放送姿勢に多くの国民が怒っているということで・・・。

明日は、新潟の板倉「アトリエやまの夏寄席」に行って参ります。新潟に行くのは久しぶりです。

2011年8月22日 (月)  
浅草演芸ホール中席「納涼住吉踊り」も終わりました。

家の用事が重なり、踊りの稽古に出られなかった分、いつもの充実感が得られなかったです。まぁ、自業自得ですけど・・・。それとは別に私自身、心境の変化もあるかもしれません。

今回は掛け声の為に、ソデや舞台裏に歌詞を貼り付けてくれたので、歌を覚えられて良かったです。これで、踊りも少し覚えが早くなりそうです。

しかし、10日間はあっと言う間ですね。

ここ数日、急に涼しくなりましたが、また暑さがぶり返して9月上旬まで続くそうです。皆さん、今のうちに身体を休めて置きましょう。

2011年8月14日 (日)  
先日、D会長に「8月花形歌舞伎」新橋演舞場に連れていっていただきました。

第2部 新作歌舞伎「東雲鳥恋真似琴」このお芝居は解説が無くてもわかりやすい。自分で行くのなら3階席ですが、この日は何と最前列です。出演者やスタッフの息使いから、顔の表情やソデの様子までがよくわかります。こういう話、講談も面白いと思いました、感謝です。

帰りには上野精養軒のハヤシライスをご馳走になりましたが、とても美味しかったですよ。しかし、水害被害に遭われた方にご馳走になってしまって・・・申し訳ないです。

さて、11日から浅草演芸ホール中席「納涼住吉踊り」がはじまっております。

私は、13日、15日、17日の午前11時より高座出演させていただきます。

10時半 落語 志ん吉・雷太・粋歌・ちよりん交互/落語 時松・ぼたん・才紫・朝太 交互/

11時 和楽社中/梅福・茜・金八 交互/漫才 にゃん子・金魚/落語 馬石・金時 交互/粋曲 小菊/落語 右團治・とん馬 交互/

12時 落語 さん吉/マジック 世津子・皆子 交互/落語 左橋・圓王 交互/小文治・紅 交互/漫才 笑組/落語 市馬 /

1時 落語 菊千代・歌る多 交互/漫談 あした順子/落語 吉窓・菊春交互/志ん輔/漫才 遊平・かおり/

2時 落語 扇橋/落語 雷蔵/ものまね まねき猫/落語 馬風/

3時 仲入り 落語 志ん弥/三味線漫談 小円歌/主任 落語 駒三/ 

大喜利 納涼住吉踊り

住吉踊りは毎日10日間。私はこちょこちょと隅っこで・・・。

2011年8月7日 (日)  
66年前、広島に原爆投下された日に、農業新聞同友会の納涼懇親会のアトラクションで講談「ホタル帰る」をやらせていただきました。

長い話なので普段は時間に合わせて編集するのですが、そのつなぎ方が上手くいく時と行かない時がある・・・のです。

ネタによっては、当日の電車の中や会場に着いてまで大急ぎでさらう私にとって、台本は間際まで欠かせない必需品。ところが、その大事な台本をバックに入れたつもりが、何と「ホタル〜」ではなく「水戸黄門」だった・・! ホタル〜は昨年の11月以来しばらく掛けていませんので、短縮版とはいえ焦りました。

「もしも」とか「こうしてたら」は、後の祭りで・・・脇が甘い・・・後悔先に立たず。しかし、作品に助けられてなんとか。


8月の「レトロ倶楽部」では新ネタ一席と、「ホタル帰る」数年振りに長講1時間の予定です。次はこんなことの無いように、きちんと準備しなければ。

台風の影響で涼しい日が数日ありましたが、昨日から暑さが戻り、顔のボロボロが目立ってきました。どこへ行っても節電で冷房控え目ですから〜、はぁ・・・。

2011年8月2日 (火)  
新潟と福島の豪雨水害、福島の度々の災害には心が痛みます。新潟は知り合いも多くお世話になってる方がいるので心配でしたが、やっぱり昨夜の洪水で・・・。

D社長さんのところも床上20センチまで冠水したそうです。事務所も、置いてあった備品は使い物にならなくなったようで、はぁ〜、地震に津波に原発に水害、政府もパッとしないし、これから先はどうなるのでしょうか?!

さて、毎月一回「南極講談辻講釈」で伺っていた船の科学館はリニューアル準備のため、9月30日(金)をもって、ひとまず本館と羊蹄丸の展示を休止することになりました。

私は羊蹄丸のアドミラルホールで講談「南極第1次観測隊」をネタおろししたことがキッカケとなり、船の科学館で辻講釈をやらせていただくことになりました。

それに4年前には、私の講談付きの観光バスツアーが企画され、羊蹄丸「青函シアター」(マジカルビジョンシアター)で、宗谷を見学後に「南極第一次観測隊物語」を一席というお仕事を一ヶ月やらせていただきました。豪華な船室を控室として使わせていただき、羊蹄丸内で過ごす期間がありましたので、公開されなくなるのは寂しいことです。

この羊蹄丸は明治41年に、北海道と本州を結ぶ鉄道連絡航路として開業。昭和63年3月13日、青函トンネルの開通に伴い、開業以来80年に亘るその歴史を終えました。私も、上京する時は青函連絡船に乗りましたが、ひょっとすると羊蹄丸だったのかも。

マジカルビジョンシアターでは、普段は青函連絡船80年の歴史を映像紹介する「青函連絡船〜栄光の航跡〜」を上映しております。

是非、展示期間中に本館や宗谷と合わせて、羊蹄丸を見てきて下さい。

2011年7月28日 (木)  
柴崎のジャズ・レストラン「さくらんぼ」ライブ講談は無事に終わりました。

いらしていただきましたお客様、本当に有り難うございました!
お陰様で「さくらんぼ」のオーナー氏が「次回も」と言って下さいました。

なにしろ地元で初めての講談会ですので、続けさせていただけるよう頑張ります。

さあお次は、来月の浅草演芸ホール中席の住吉踊のお稽古(迷惑お掛けした上、この期に及んでですが・・・)とにかく集中して覚えます。お稽古は、あと2日しかありませんので・・・。

それと同時に8月の「レトロ倶楽部」で新ネタもやりますので、それも覚えます。

家は暑い〜・・・忙しいときは家で食事をするだけで大汗かいてしまいます。もう今日は、お昼も夜も外食で済ませてしまいました。

しかし、暑いですね〜。熱中症で女性の平均寿命が昨年より短くなっているんだそうですよ。特に女性の皆さま気をつけましょう。

2011年7月18日 (月)  
一昨日は千葉「花見川ライオンズ・クラブ寄席」、講談渥美塾の鈴木さんが、私の勉強の場として年に4回開催してくださっています。今回で第5回。お盆の最後の日でしたが沢山のお客様にいらしていただき、感謝の念でいっぱいです。

さて今度は、ジャジャジャーン!
この夏のハイライト、調布で始めての講談会です!

京王線柴崎駅の真ん前にあるジャズ・ライブ・クラブ「さくらんぼ」で「異色さくらんぼ ライブ講談」をやらせていただきます。こちらは新宿から20分位、渋谷からですと井の頭線、明大前で京王線に乗り換えて15分位、柴崎駅から徒歩5歩位(私の足で)です。

「予約」に馴染のない方が多い講談のお客様へお願いです!
「さくらんぼ」は予約制なのです。どうか、事前にお電話でご予約をお願い致します〜。

「さくらんぼ」ご予約は042ー488−0626へ。
私のところでも構いませんが、宜しくお願いいたします!

オーナーのジョニー・岡田氏は、以前にもこの梅福日記でご紹介しましたが、トロボーンでフランク・シナトラのバック・バンドを務められた方です。多くの大物ミュージシャンの仕事に携わり、参加した曲は何と3万曲と! 私のような講釈師がやらせていただくには恐れ多いオーナーのお店です。

お店の佇まいも、昭和のまま時間が止まったような落ち着いたおしゃれなお店です。それにお食事も、大変美味しいのです。お仕事帰りのお客様、「さくらんぼ」で食事をされてから梅福の講談を聴いていただきたいです。

どうぞ、お待ちしております。

http://www.jck.net/sakuranbo/index.html

2011年7月14日 (木)  
東日本大震災、被災した人々に私でも何か出来ることは??と気は焦るのですが・・・その前に私のところも災難続きでしたので、目に見えない瓦礫を一つ一つ取り除き普段の生活を取り戻そうとしているところです。

先日9日は、川越での梅福「レトロ倶楽部」第一回、お陰様で終了いたしました。

面白い会場を使いながら何の配慮もなく、行き当たりばったり的な会になってしまいました。はぁ〜暑い中をお忙しい中をいらして下さったお客様には何とお詫びをしてよいやら・・・ありがとうございました。

夏の講談にピッタリの会場で怖かったよ〜と言ってくださる方もいらっしゃいましたが、ひょっとして別の意味で恐かったかも・・・。

それでもめげずに来月、空いている日がありましたので決めました。

ジャーン〜! 8月28日(日)です。

次回はもう少し考慮して、レトロ〜な感じを楽しむ会にしたいです。

さて、次の高座は

夏期の<花見川LC寄席>
いつもは「講談と落語」なのですが、今回は「講談とギター」です。

日時 7月16日(土)  開場  午後1時30分
開演 午後2時〜4時  料金  千円
場所  オランダ屋2階 多目的ホール
住所 千葉市花見川区作新台
交通 京成電鉄八千代台駅
出演 宝井梅福/羽野誠司


姪の新盆です。

 遺されし 笑顔懐かし 夏帽子

 新盆の 幼が母に 手を合わす

2011年7月1日 (金)  
北海道から戻ると、何と・・34度という猛暑です。

2年ぶりに「梅福通信」を作成する事が出来ましたが、プリントして発送するまでの作業に数日掛かります。旅に行く前から作業にかかったもののはかどらず、仕方なく北海道でも作業を続けて寝不足と疲れからか・・・風邪と軽い腰痛です。

今回は初山別町の豊岬小学校と自然交流センターの二ヶ所で公演させていただきました。小学校では「あまんじゃくの星とり石」という昔話もやりました。これは羽野さんが講談用に作ってくれたものです。

今回も羽野さんに御足労願いました。子供達はギターが大好きですから、体験コーナーでも人気がありました。講談も張り扇でパン!と叩いておりました。未来の講釈師は出なさそうですが、ギタリストは憧れのようです。

初山別は日本最北の天文台があります。夜は星のシャワーを浴びるように良く見えるところです。ところが今回は曇り空で残念ながらあまり見えませんでした。でも、天文台では隕石を触らせてもらいました。

恐竜が絶滅したのもいん石が落ちてきたことが原因だとか・・・。何年か後にはかなり大きないん石が落ちてきて、一つの国がなくなってしまう可能性もあるそうです。また、大きな天体望遠鏡も触らせていただきました。

この町の観光名所、もう一つは金毘羅様。明治の末期、豊岬の下の浜辺に金比羅様のお札が流れ着き、何度海に返してもそのお札は浜に戻ってきたそうです。それで「金比羅様は海の中。漁師を守る海の神様」とお祀りすることになったそうです。

海の中に立つ金毘羅様の鳥居に夕日が・・・とてもとても奇麗だそうです。今度行くことがありましたら、岬センターに宿泊し、岬の湯に入って金毘羅様と夕日を見たいと思いました。

それにしても東京は暑いです!


 梅福の「レトロ倶楽部」

 7月9日(土)

   時間:午後2時より  
   場所:川越市中央公民館分室 和室3号
     (小泉八雲ゆかりの旧久松邸)049-224-1343

   交通:東上線川越市駅・西部新宿線本川越駅より徒歩10分
   バス:川越駅東口・本川越駅より神明車庫行・桶川行
        蓮馨寺前下車徒歩5分
   
   会費:千円(お菓子とお茶付き)
    
   講談:梅福 古典から小泉八雲作品まで

   是非いらして下さいませ!
    
   お問合せは梅福までお願いいたします。

2011年5月31日 (火)  
東日本大震災で大勢の方が亡くなられましたが、「あしたね!」とか「いってきまーす」と手を振った人が、それっきりいなくなるのですから・・・本当に人生、何が起こるかわかりませんね。

昨年、購入したばかりの携帯を無くし、もしかしたら出てくるのではと思いつつ、古い携帯を生かして使っていたのですが、とうとう一年になってしまいました。もう声が聞き取り難いし、充電が頻繁になりましたので、諦めて新調しました。

紛失した携帯には、昨年秋に亡くなった姪とのメールやりとりが頻繁な時期で、生涯の記録となるメールが保存されていたのです。それも姪と共に消えてしまって、ずっと気が抜けっぱなしでした。

さて、新しい活動として、地元調布市のジャズのライブクラブ「さくらんぼ」で、7月末に講談をさせていただけることになりました。

こちらのオーナー、ジョニー・岡田氏はトロボーンでフランク・シナトラのバック・バンドを務められた方です。

先日、「さくらんぼ」にジャズのライブを聴きに行きましたが、世界最年少(中1)の大我くんのドラム&金澤英明(B)&クリヤ・マコト(P)。いやいや〜凄い贅沢な空間でした、楽しかったです。

こういう一流の方ばかりが出演するライブ・クラブに出演させていただける事になり光栄ですが、半面プレッシャーも・・・。

http://www.jck.net/sakuranbo/index.html

2011年5月19日 (木)  
いま船の科学館での辻講釈は、宗谷船内の士官食堂でさせていただいております。今月は第3次観測隊から宗谷に乗り込んだ島崎氏が、講談の前にお話して下さいました。講談は第1次隊の話ですが、第3次のところでタロジロ再会のシーンがございます。島崎氏はタロジロの頭を撫でてたそうですよ。

宗谷も、まもなく収録が始まるテレビドラマの「南極物語」、撮影に入ると士官食堂は主演の木村拓哉さん等出演者の楽屋として使われるそうです。高倉健さん主演の映画「南極物語」の時にも、「宗谷」は雪をかぶせられたり氷付けにされたりで大変だったそうですが、再びテレビドラマに宗谷が登場するのですから嬉しいです。

また船の科学館では毎年、海上保安庁、警視庁、東京消防庁のレスキュー隊による海難救助展示訓練を中心とした行事「ワールド・シー・ワールド」を開催しておりますが、レスキュー隊が被災地で活動していることから、今年は写真展「RESCUE!」(レスキュー!)〜東日本大震災で人命救助・災害復興に活躍する人々〜。実際にたずさわっている隊員が撮影した貴重な写真展です。

29日までですので、ぜひお出かけ下さいませ。

2011年5月3日 (火)  
風邪ぎみの状態が続いており調子が良くなかったのですが、今日やっと体調が戻りました。

普通に暮らしていてもこうなのに、被災地の人々のご苦労はいかばかりでしょうか・・・。

一昨日は、久方ぶりに師匠の辻講釈で浅草へ行きました。仲見世の辺りにも行きましたが、少し変わったような〜。浅草は師匠に入門してから、新潟、川越に続いて私の講談人生に欠かせない場所でしたから懐かしいです。


懐かしいといえば、師匠に入門する前に語りを教わっておりました鎌田弥恵先生が、4月30日「ラジオ深夜便」に出演されるというご連絡をいただき、拝聴いたしました。伝説のラジオドラマ「君の名は」の冒頭のナレーションを、光栄にも昨年10月の私の真打ち昇進披露パーティーで語って下さいましたが、「〜深夜便」では音楽入りで語られておりました。

当時、「君の名は」の放送時間になると女風呂がカラになったとのエピソードは鎌田先生のナレーションでの出来事ですよ。

教えていただいた頃を思い出して懐かしく聴きました。そういえば、師匠は今月の「ラジオ深夜便」に出演するとか・・・前の語りの師匠と今の講談の師匠が、同じ番組出演というのは私にとってはちょっと驚きです。

今年は、鎌田先生の「物語の会」に出演させていただける事になりました。10月とまだ先ですが、初心に戻って頑張りたいと思います。

2011年4月16日 (土)  
慣れた道でも桜を眺めながら歩くと素敵な遊歩道となります。

余震がこう多いと電車に乗るのに勇気が・・・近場は桜に誘われるように歩くようになりました。時間がある時は気ままにブラブラ行くと、面白い場所や神社仏閣などに出会います。

季節は最高に良いのですがね〜。

この時期は入学式や入社式なども・・・故姪の子供もこの4月から保育園に行くようになりました。友達も出来て、この子を見守る目が多くなるといいな〜。来週は私も保育園に「お迎え」を口実に、こっそり様子を見に行きたいと思います。

姪のマンション前の河川敷一帯は、いつもこの季節は桜祭りがあり、ずらっと並んだ屋台が名物なのですが、今年は自粛。でも桜の下で、家族連れやグループでしっとりと楽しんでいる様子も微笑ましいものです。

しかし、桜は散ってきましたね・・・。

長いこと不規則な生活を続けて来ましたが、先月の地震の日辺りからから毎日6時半〜7時起床、夜は10時〜10時半に就眠という生活が続いてます。健康には良いけれど春なのに気持ちは滅入り気味。何とか気力を高めて頑張りたいと思います。

2011年4月4日 (月)  
「備えあれば憂いなし」

政府が、万が一の用心に必要なものを仕分けしてきた結果が、今回の地震被害拡大ですかね〜。

駅のホームに、黒の防護服で肌を隠している家族らしい人達に2度も会いました。ガスマスクにゴーグル・・・怪しい身なりに見えますが、目に見えない放射能が相手ですから用心しているということなのでしょう。

その家族の会話。

女性「ねえ〜こんな格好して恥ずかしい・・・皆見てるんじゃないの」
男性「なに、みんな無知なだけだ!」

無心は強いが無知は怖いという事ですかね。「直ちに人体に影響ない」は疑わしいところがありますが、被災地以外の産でも「ほうれんそうは買わない」というのはどうかと思います。

私はCTスキャンに入った事がないので、テレビでしきりに基準値以上の野菜を一年分食べたとしてもCTスキャン検査一回分という説明を聞くと、益々病院嫌い検査嫌いになりそうですが、それでも今のところ風評は気にせずに以前同様、野菜を買っておりますし水道の水も飲んでおります。一向に収まらない原発の恐怖、果たしてこの先はどうなるのか・・・。

昨日は寒かったのですが、ちょっと埼玉の歴史散策に出掛けてお城やお寺を見て来ました。今日は家の側の桜も咲いております。

2011年3月26日 (土)  
福島原発3号機で作業員の方三人が被曝する事故がおきましたが、自衛隊にしろ消防署員にしろ、いまここで作業している人々は特攻隊のような心境なのではないでしょうか。

福島県と言えば昨年亡くなった姪は、最先端医療を行う福島県の某病院に長期入院したり、現地にホテル住まいをしながら通院したりしていたのですが、姪はその時こう言っておりました。病院の担当医をはじめ関わる人々がみな温厚で、病院の雰囲気も東京の大病院のようにバタバタしておらず、精神的に癒されると。私達もここで姪の病気は食い止められるのではないかと思えた程の環境で、藁にもすがる気持ちで見守っておりました。

本当は最後まで福島の病院で治療を続けたかったようですが、経済面のこと、自宅と遠くなることなどもあり、終の場所がお茶の水の病院となりました。

その福島県が地震と原発事故で大変なことになっています。もし姪の治療中の時でしたらどんなに怖がり悲しんだことでしょう。それにしても姪がお世話になった方々はご無事でしょうか。直接の被災地ではなくても、原発の事故は東京にまで影響が出ているのですから、被災者の不安は頂点に達していることでしょう。

姪のご主人は、災害時は区民の為に働く仕事に携わっており不規則な生活ですから、姉は孫の世話のため、姪が亡くなってからも東京に滞在し続けております。その苦労続きの姉の差し歯が急に取れたと言うので直ぐに、この日は昼席がある日でしたがその前に、私も一緒にお世話になっている歯医者さんへ、姪の子供も連れて3人で向かいました。はぁ〜、子供は大きくなるにつれ益々可愛くなるのですがしきりに抱っこですから〜・・・近所はともかく、姉一人だと外出では大変です。

ちなみにこの歯科医院、正面玄関を出たら目の前にバーンとスカイツリーが!!これは見ものです。姉も「うわーっ!」と歓喜の声。

我が一族は今が試練の時ですが、 被災地と比べると天国のようなもの、贅沢を言っては被災者の皆さまに申し訳ないです。

2011年3月20日 (日)  
11日に発生した、観測史上最大級という東北地方太平洋沖地震は、未だ余震などが続き、各地での被害が連日報じられています。

被災されました方々、ならびにご家族の皆様に対し心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い復旧をお祈りいたします。

本日の船の科学館の辻講釈につきましては、節電協力と余震発生時のご来館のお客様の安全確保及び諸状況を踏まえ、当分の間臨時休館と相成りました。

船の科学館での「南極第1次観測隊物語」宗谷とタロジロのお話は次回ということで宜しくお願いいたします。

昨日は気仙沼で若い男性が救助されたとのニュースに、まだまだ生き延びて救助を待っている人がいるのではないかと思われます。
テレビを観る度に、現地に行って役に立ちたい感情に駆られますが、ここはグッと堪えて自分が出来ることは何かと考えます。

皆さまも最新のニュースに耳を傾け、くれぐれも気をつけてくださいませ。

2011年3月4日 (金)  
故姪の子供、予防接種を受けたのにインフルエンザにかかってしまいました。今日はその父親までも・・・予防接種受けていたのに。

私は明日から北海道の実家に行きますので、80才を越えた母親に移すと大変ですから、マスクをして直ぐにお暇いたしました〜。とことこ寄ってくると可愛いので、危険を承知で抱っこしてしまいましたが・・・危ないかな?

孫のお守りに来ている義兄は、私が東京に戻る翌日北海道に帰るので、今月は子守りが多くなりそうです。でも、4月からは幼稚園に行くのです。うふっ、園児服姿も可愛いいでしょう、楽しみです。

今は白瀬の講談を、何とか面白くなるようにと高座に掛けては、こうじゃないな〜・・・じゃ、こうしようと試行錯誤しております。

新作に比べたら古典は形がありますし、人から人に語り継がれて来たのでうまく出来ていますよね。新作は1から作るのでエネルギーが要りますが頑張るしかないです。

先週は新潟に参りましたが、今度は北海道です。やはり雪が私を呼ぶんですかね?

2011年2月21日 (月)  
昨年までは身体を休める間もないほど忙しかったのですが、真打になり13年振りに急に落ち着きました。師匠の辻講釈や梅桜亭に行かなくなった事と、あと一つは、姉の旦那さんが上京して手伝ってくれてるので、故姪の子供の子守りの回数がぐっと少なくなったことです。今は子供をぎゅーっと抱きしめに寄るのですが、癒しになりますよ。その義兄も北海道と東京を行ったり来たりの生活ですから、義兄が帰ると私の出番になります。亡き姪が子供の頃にも私がお守りをしていたので、 姪の子供の頃によく似ています。昔から人は亡くなったら「十万億土」へ行くと言います。加賀の千代ではないが、姪っ子やーい 今はどこまで行ったやら・・・。

2時間近い長講オリジナル講談「白瀬一代記」少年編から奮闘編、南極編と大まかに3部に分けて高座に掛けてみておりますが、試行錯誤の結果、やっと南極に行くところをやり始めています。

船の科学館で「南極の氷に挑んだ日本の船」白瀬日本南極探検隊百周年記念特別企画展が27日まで開催しております。昨日は月に一回の辻講釈で「白瀬一代記」をやらせていただきました。館内のお客様が沢山来て下さり、さらに白瀬中尉のお孫さんのお嫁さん、白瀬夫人にも来ていただきました。とても奇麗で若い方です。年齢を聞いてビックリ!86才とか・・確実に10歳以上は若い方です。やはり白瀬矗のお孫さんの奥様という、凛とした精神を感じさせる御夫人です。「おじいさんの話を聞いてくれてありがとうございます」と、お客様にもお礼を言っておられました。私としても光栄でした。

さて、梅福真打昇進のお祝いとして「どんぶり会」に出演させていただくことになりました。

  2月21日(月)午後6時50分開演
  入場料4000円(酒・焼鳥・鰻丼付き) 
  ★ご予約お願い致します。
   ※定員になりましたら締め切らせていただきます。
   電話 03-3631-7534(うなぎ両国)
       
   場所 うなぎ両国(両国駅東口徒歩3分)

   出演 梅福/琴調/琴梅   
  
   梅福 演題 南極に行って百年にちなみ「白瀬矗一代記」

   師匠が出ますし、鰻も美味しいですよ。

2011年1月31日 (月)  
京王線全線で使える切符を往復で貰っていた事に気がつき、ブラッと電車に乗りました。

最初は八王子に行こうと考えたのですが、切符には「途中下車は無効」と記載してありますので、この際、少し遠乗りして高尾山口まで行ってみました。ふだん出掛ける時は新宿や渋谷方向、反対側は殆ど行かないので知らないところばかりです。

駅に着いたらまず腹ごしらえに自然薯の入ったお蕎麦を食べました。料金はとろろ芋のお蕎麦より400円高いのですが、身体に良いでしょうし、こういう時はお勧めを食べるに限ると思い注文しました。「中身のそばを食べ終えた後で、汁の残っているどんぶりの方にご飯を入れて食べると良い」と店員さんから説明を受けていましたので、その通りにしたら美味しかったですよ。

リフトは寒いのでケーブルカーに乗ることにしました。清滝から高尾山が終点で乗車時間わずか6分です。到着し少し上がったお土産屋さんで甘酒とゴマ垂れのお団子を食べましたが、これも外れずに美味しかったです。

帰りは駅近くの「トリックアート美術館」に入ってみました。片目を隠すと立体的に見えるのですが、視覚とはこうもあてにならないもので周囲に惑わされるものなのですね・・・。写真で撮ると不思議体験したように写ります。

時間が無かったのと寒さで、あまり散策は出来ませんでしたが、自然薯のお蕎麦はまた食べに行きたいと思います。

2011年1月23日 (日)  
「住吉躍り」でご一緒の講談の先輩、神田茜先生の書かれた小説が、何と「第6回 新潮エンターテインメント大賞」を受賞されたのです。

私の真打昇進披露パーティーの時には、住吉大江戸小粋組の皆さんに「木遣り」で登場という豪華なお祝いをしていただきましたが、茜先生の受賞式の会には今度は私も木遣りで参加させていただきます。

それで早速読ませていただきました。コトリという漫談家が主人公の小説です。コトリが結婚式の司会中、新婦が行方不明になりますが、それでも中止にせず新郎一人で最後まで結婚式をやり遂げるのですが、そのコトリと新郎が面白く、電車内で人目もはばからずに大笑いしてしまいましたよ。読み終えると、ほんわかと暖かな気分になりました。それにしても読書をするのは本当に久しぶりです。

今月の新刊本には何故かご縁があるらしく、あともう一冊、こちらは師匠のお客様の衿野未矢さんの著書「また会いたいと思われる人になるコツ」。こちらはこれから拝読します。楽しみです・・わくわく。

2011年1月6日 (木)  
あけましておめでとうございます。

元日は師匠宅に年頭のご挨拶に伺いました。真打ちになってはじめての新年ご挨拶となります。

さて、講談協会初席は昨日で終わりました。私の出番は3日でした。舞台は賑やかなお正月飾りで彩られ、やはり気分の良いものです。1日〜2日は馬琴先生、3〜5日は貞水会長が主任。師匠は1日と5日が出番でした。

今年は通常の古典ネタ以外に、「白瀬」はもちろんのこと、「あぶだ春朔」「人見絹枝」など大作オリジナル講談に力を入れます。とてもいいお話ですから、是非聞きに来て下さいね!

しかし他にも、忙しさにかまけて数年来やれずにいた事が多々ありますので、今年は環境改善や新しい企画など練る年にしたいと思います。

真打になって迎える新しい年、これからがプロとしてのスタートです。今年は、心機一転、焦らずに可能性を広げて行きたいと思います。

今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

2010年12月26日 (日)  
入門したのが平成9年12月25日ですから、師匠に入門して丁度13年となりました。今回の梅桜寄席を最後に弟弟子の梅湯にバトンタッチです。前の梅桜亭は掃除だけでも一仕事でしたが、高座は何かこうピーンと神聖な感じがあったように思います。今から思えば、地元出身の戦国武将直江兼続が大河ドラマになったり、良い時代の梅桜亭を師匠の下で修業させていただきました。

今の新梅桜亭はこぢんまりしたアットホームな感じです。前の梅桜亭と比べれば、中間(ちゅうげん)働きとしてはお掃除なども含めて楽ですよ。

さて、真打披露宴や興行の忙しさが過ぎて、余裕が出来ると悔まれることばかりです。特に姪が亡くなった事で、このやり切れ無さは生涯残るでしょう。赤垣源蔵ではないけれど、寿命が来るまで頑張って生きて、あの世とやらで会えたら姪に謝りたい気持ちです。

もちろん応援して祝ってくださったお客様には感謝で一杯です! それに「住吉踊り」の先輩方が、真打昇進披露パーティーのお祝いで木遣りと踊りを披露して下さったこと、心から感謝致しております。このご恩を忘れずに頑張りたいと思います。

さて、肝心の講談の方は、長い「白瀬矗一代記」は奮闘編まで行きました。ちょうど「坂の上の雲」の時代で、矗も日露戦争に行ってます。1月は船の科学館で白瀬の展示会があるそうで、そこで白瀬一代記をというお話しがあります。せっかく羽野さんが大作を作ってくれたのですから、このチャンスに、全体的に短くなりますが開南丸や南極まで語る予定です。

姪の喪中ではありますが、年賀状を書くことにします。元旦に届きそうもありませんがご勘弁ください。

2010年12月21日 (火)  
人生には、上り坂・下り坂そして「まさか」という坂があるという。今年は、あるはずがない、あってはいけないと思っていた事が起きるまさかの坂に一度ならず出会いました。

信じられないことの連続です。最初の「まさか」はこれからもつきまとうことなので心底衰弱しそうです。人間関係ほど厄介なものはないもので・・はぁ〜。

しかし、何と言っても本年の大きな出来事は、真打昇進させていただいた事です。願ってもない大変有り難い昇進ではありますが、準備期間がわずか6ヶ月という「まさか〜」の辞令。ちょうど子持ちの姪の闘病難関時期で、看病の傍らこの短い期間で真打披露宴と興行の準備をするのは正直言いましてあまりにも大変でした。
 
姪に亡くなられてみるとそれらがみな十分に出来なかったこと、悔まれてなりません。

まさかの余波はその後も続き、先日の出来事です。仕事の日程確認は当然ながら私も習慣になっているにもかかわらず、私の予定していた日と正式日が違っていたのです。連絡していたのに確認不足が起きてしまうのは、結局自分が悪いのでしょう。

しかし、こんな事は今までに一度もなかったことです。起る筈がないと思ってる事が起きてしまい、悪い方へ悪い方へと転がることがあるんですね。反省と共に、関係者の方には申し訳ない気持ちで一杯です。

こんな年も、まだ10日あるので何が起るか油断出来ませんが・・。

2010年12月4日 (土)  
先月は北海道の地元羽幌と中川町のポンピラホテルと2ヶ所で、これが最後の真打昇進披露興行でした。北海道では温泉三昧とご馳走をいただき、身体が益々重くなって帰って来ましたよ。

色々とありましたが 、真打昇進披露興行は兎に角終えました。

さて、姪の子供も3才になり子供心に何か感じ取っているのか、急に色々な事を喋るようになりました。大きな成長です姪がいたらさぞ喜んだでしょう・・・。

子供は、姪のご主人のもとで姉が面倒を見てます。それに姪の妹も毎日仕事の帰りに寄り、土日は泊まりがけで姉を支えます。私は週に数日通います。しかし子供の足のリハビリのための病院通いが増えました。先日も姉と一緒にマッサージに付き添いましたが、3才の内に治さないとということです。これからも手がかかりますが頑張りますよ。

昨日は国立劇場で、幸四郎主演「仮名手本忠臣蔵」を観てきました。協会の忘年会にいらした旭堂南左衛門先生にチケットをいただき、琴嶺先生とご一緒に行きました。

七段目に歌舞伎の花道で、釈台を前にした南左衛門先生が! そして19日は、な、何と我らが宝井琴調先生も代役で出演されます。ちゃんと国立劇場12月歌舞伎公演のパンフレットにもお名前が出ておりますよ。歌舞伎に講談師が出演とは、私達後輩に夢と希望を与えてくれます。「イヨ〜名調子〜!」とお隣から素晴らしい掛け声が。

夜は、ジャズ講談「カンダタ」。この舞台では最年長の師匠が、一番若く格好良く 輝いてました!その点ではこちらも負けておりませんでした。

お客様に魚沼米のお餅とキャラブキを買っていただきました。

2010年11月10日 (水)  
姪の葬儀の翌々日が真打昇進披露パーティー、その後すぐ中国に行って、帰国翌日が真打昇進披露興行初日というハードな中での真打昇進披露でしたが、11月7日の本牧亭が最後で無事終えることが出来ました。しかし無理がたたって、最後の興行日にすっかり風邪を引いてしまいました。早く治して白瀬矗一代記「奮闘編」を通しで語りたいものです。

白瀬の探検隊も莫大な資金が必要で、郷里の人々に協力を依頼して募金を募るのですが、最終的には大変な借金を背負い込んでしまい、これを生涯をかけて返します。

真打のパーティーや興行を打つにもお金が・・・私にとっては莫大な資金が必要でした。家族に癌患者が一人出ると、場合によっては家が破産するほどのお金がかかります。それが一度に二人も出たので、我が一族は私の真打どころではなかったのですが、師匠のお陰で何とか終えることが出来ました。

そして何より、ご支援いただきましたお客様お一人お一人のお力添えがあればこそです。お祝いを賜り、また興行にいらして下さり、本当に助けていただきました。心から御礼申し上げます。

来週は寒〜い北海道で2ヶ所、真打披露興行がございますので息が抜けませんが、こちらはお祝いで興行を打っていただくのでまだ気が楽です。

2010年11月3日 (水)  
実は、広小路亭の真打披露興行が終えた翌日、姪の三十五日法要が姪のご主人の実家熊本で行われましたので、行って参りました。姪の娘はご主人と姪の母親と妹で話し合った結果、ご主人の手元に置き、皆で面倒見ながら様子を見ることになりました。

私は皆より1日遅れての熊本入り。一日目の宿は通潤山荘、ここは温泉良し宿も奇麗です。姪が生前泊まった事がありまして「温泉も良いし部屋も広くて良いよ〜」と言ってたのを思いだしました。

今回の三十五日にいらしたお坊さんは、一蓮托生・・・今は先立たれて悲しいけれども、ゆくゆくは死んだら蓮の上で家族と会えるという話をされてました。そのお坊さんは、自分にも同じような年ごろの娘がいて孫がいるので身につまされると涙で絶句してしまいましたよ。このお坊さんはお仕事で泣かれたのはこれで2度目だそうです。最初はお坊さんの母親が亡くなった時とおっしゃっておりました。私達は身内と一緒に悲しみ悔やんでくださることに感動しました。

9月末、東京で姪の葬儀にいらしたお坊さんが、泣いて涙を流して悲しさから立ち戻ると言ってました。文字通り泣くは立つ涙は戻る・・・まだまだ泣いて涙を流さないと立ち戻れそうにありませんが、姪が命がけで残した子供もいる事ですし、姪の分も皆で泣いて笑って一生懸命生きていこうと熊本の宿で姉と姪の妹と話しました。

熊本も歴史の多いところです。私達が泊まった宿の側に、江戸時代に造られた日本最大の水を通す石橋「通潤橋」がありました。

今夜は師匠のお仕事で「NHK地デジ」のキヤンペーンをお手伝いさせていただきます。多くの戦国武将を排出した愛知県に行ってきます。

2010年11月2日 (火)  
慌ただしい中行われた10月1日真打昇進披露パーティーを皮切りに、師匠のお供で「日中友好講談会」中国から帰国の翌日から真打昇進披露興行。日本橋亭夜席の2日を終えて、新潟梅桜寄席でも2日間真打昇進披露興行、続いて上野広小路亭昼席での真打昇進披露興行でした。27日は広小路亭昼席の後、夕方から国立演芸場「かぶら矢会」でも中入後にお祝いで出させていただきました。

12年と10ヶ月頑張って初めて、前講でない「かぶら矢会」出演、勉強させていただきました甲斐があり20分という枠の高座は緊張しっぱなし・・・。

気楽に12年10ヶ月と言ってますが、かぶら矢会にしても梅桜寄席にしても殆ど休んだことはありません。甘い水があってもスキを見せずに、師匠の元一筋で頑張った事を誇りに思います。

まあ〜師匠は私の事を「放りっぱなし」とか「親はなくとも子は育つ」なんて故一鶴先生みたいな事をおっしゃっておりますが、私としては大変面倒を見ていただき感謝しております!

さて、只今講談協会の定席はございませんが、前座・二ッ目の時にお世話になりました黒門町本牧亭が、東京で最後の披露興行となります。

黒門町 本牧亭 1時開演 木戸銭 2000円(前売り1500円)

6日(土)梅湯/貞山/琴桜/仲入り/口上/琴梅/梅福「曲馬団の女」

7日(日)貞鏡/琴調/琴星/仲入り/口上/琴梅/梅福「白瀬一代記」

ご来場宜しくお願い申し上げます。

2010年10月25日 (月)  
日中友好講談交流の旅初日は、13日に中国東方航空の飛行機にて羽田空港より上海に到着。2時間半ほどのバス移動で蘇州へ。宿は呉中区人民南路団結橋蘇苑街「財苑飯店」で5泊です。講釈の先生は団長の師匠、副団長は琴嶺先生、鶴瑛先生、梅福の五人、15日から渥美右桜左桜先生も来られて総勢13人です。

その日は夕食を済ませて宿へ。二日目は大湖遊覧、東山(ちゅうざん)、彫花楼、紫金庵などまわって、昼食は東山古尚錦山庄で大湖を横目に食事しました。ここで食べたカニは美味しかったです。

その後はお茶を飲んで古村落遊覧・・・景色が良い。夕食は蘇州市で宴会に招かれました。正装とのことで師匠は紋付き姿、私も着物姿で、しかしその後は着物で街を歩いてショッピング・・・よく無事でいられたものだ!

三日目は重元寺、参観園区を遊覧し昼食後、一月前に開設した蘇州評弾学校を視察。ここで日中共同公演、出演は鶴瑛先生、琴嶺先生、師匠です。ところが見学時に預けた荷物(師匠と琴嶺先生の高座着)が行方不明・・・実は舞台脇に置いてあったのですが、とにかく時間がなかったので慌てました。校長先生がまだ来ておらず、来るまで学校に入れないので我々しかたなく時間潰しをして、肝心の舞台チエックが出来なくなり、釈台らしきテーブルが高くて出演者は立膝という変わった高座となってしまいました。

四日目は上海で公演がある日でしたが、その前に上海万博参観、しかし・・・渋滞でバスが会場に到着するまで4時間以上掛かりました。それも中国館の建物を見ただけで他はひたすら歩いてるという・・・体力がないと講釈師も勤まらないですね。

ここでは上海政協礼堂というところが会場でした。午後7時15分という中途半端な時間に開演でしたが、ここでも思わぬハプニングが・・・日本でも色んな体験はしましたが流石中国、スリル満点です!

終演時間が午後10時15分でした。師匠の「杜子春」は絶賛されていました。私の「左七文字〜」も笑ってもらえました。しかし、とても疲れた一日でした。

五日目は以前来たときにも行ったコースですが、蘇州評弾博物館、中国昆曲博物館、平江歴史保存区遊覧、私はお腹の調子が悪くなりホテルに戻って休ましてもらいました。お薬をもらったので夕方には治まって夕食を軽くいただき、その後は開明劇場で評弾を鑑賞しましたが、皆さんお疲れで眠っている中、私はホテルで仮眠をとっていたから、バッチリ全部鑑賞出来ました。

この度お世話になりました蘇州評弾家のエンさんもそうですが、言葉がわからないけど、グイグイ引きつける方もいましたね。声や芸の技術などはとても鍛練されていると思いましたが、後は言葉がわからないので細かいニュアンスについては何とも言い難いですけど。

六日後に日本帰国、ホッとしました!

無事に戻れたから言えるのですが、とても意義ある体験をさせていただき、芸の勉強になりました。何より面白かったです。

まず、師匠に感謝! それに琴嶺先生とご一緒で楽しかったです。鶴瑛先生、右桜左桜先生お世話になりました。それに一行の皆さまお世話になりました。また企画されたF氏大変ご苦労様でした。

中国から戻った翌日が真打昇進披露興行という、前代未聞らしい予定の組み方・・・胃が痛くなりましたが、とにかく日本橋亭は終了しました。

昨夜梅桜亭から戻ったところですので、真打昇進披露興行の模様はまたあらためて。

次は27日(水)28日(木)上野広小路亭(昼席)で
真打昇進披露興行です!

皆さま、どうかご来場宜しくお願いいたします。

2010年10月19日 (火)    今日から「真打昇進披露興行」でございます
昨日、何とか無事に中国から戻って参りました〜。

中国よもやま話は後日にしまして、まずは今日から始まる「真打昇進披露興行」のお願いでございます。

  前売りございます!宜しくお願い致します!! 
  
  入場料 2000円(前売り1500円)
  尚、チラシご持参(プリント可)の方は
  前売り料金でございます。

  こちらから↓

http://www.geocities.jp/umeachi/information1.html



お江戸日本橋亭 夜席(午後6時開演)

19日(火)田辺凌鶴/田辺鶴瑛/宝井琴調/一龍斎貞山/神田翆月/中入り/
「口上」宝井琴梅
梅星改め宝井梅福 演題「ホタル帰る」

20日(水)田辺一邑/宝井琴嶺/宝井琴星/一龍斎貞友/一龍斎貞水/中入り/
「口上」宝井琴桜
梅星改め宝井梅福 演題「出世馬喰」
 
上野広小路亭 昼席(午後1時開演)
 
27日(水)一龍斎春水/神田香織/桃川鶴女/一龍斉貞花/宝井馬琴/中入り/
「口上」宝井琴梅
梅星改め宝井梅福 演題「出世浄瑠璃」

28日(木)神田織音/神田すみれ/田辺南北/一龍斎貞心/宝井琴桜/中入り
「口上」宝井琴梅
梅星改め宝井梅福 演題「南極第1次観測隊物語」

   何卒ご来場の程宜しくお願い申し上げます。

2010年10月4日 (月)  
真打昇進披露パーティーが何とか無事に終わりました。

晴れの舞台には、メンバーにさせていただいております誼みで住吉木遣り連「大江戸小粋組」の先輩方に華を添えていただき、とてもとても光栄でした。またビデオは山岳カメラマンの武藤昭さん、ギター演奏は羽野誠司さん。私にとってはかけがえのない方々に舞台を彩っていただき感謝で一杯です。有り難うございました。

これからが講釈師として本格的なスタートです。

実は・・もう一つの旅立ちがありました。
闘病中の姪が26日、黄泉の国へ参りました。

辛い治療を何度も何度もして頑張り抜いた姪の最後の決断は、安らかな眠りにつくことでした。姪は本当に立派だった・・・。

みんなの思いがキラキラと大きな輪になって貴女を守ると約束したのに・・・ついに帰らぬ人となってしまいました。

神に叶う心でなければ神は手を差し伸べてくださらないのでしたら、痛みに苦しむ人は救われないということなのでしょうか?

どうして幼子を置き去り、旅立たなければならなかったのでしょう? 
どうして神は姪を救ってはくださらなかったのでしょう。

どうして どうして・・・無念でなりません。

しかし、いつまでも嘆いてたら姪に怒られそうですよ。

真打ち興行がございます!19日20日日本橋亭 午後時開演、27日28日広小路亭午後1時開演です。皆さまのご来場をお待ち致しております。どうぞ宜しくお願い致します。

2010年9月1日 (水)  
8月も終わりました〜。私の顔の汗腺のデコボコも更に増えたような異常な暑さ。そんな8月でも、終わってしまうと何となく名残惜しいような気がするもので・・・。しかしまだ暑いのですが、あと僅かってところですかね。

8月は久しぶりに恒例「住吉踊り」で10日間、浅草演芸ホールに出演。とても慌ただしい毎日だったのに、住吉踊りに戻らせていただけたお陰で暑さも忘れ、夢のように過ぎてしまいました。

来月の真打昇進披露パーティーには、住吉木遣り連「大江戸小粋組」の先輩方がお祝いに木遣りや踊りで彩りを添えてくださいます、グスン・・・。住吉踊りは前座の時からお稽古に通わせていただき、大変お世話になった大切なところです。こんなに良くしていただき涙が出るほど嬉しいです。

さて、このH.P.「らいぶ」のページに、新しく録音した講談「南極第1次観測隊物語」、「ホタル帰る」と「白瀬矗一代記」の一部がお聴きになれます。一度クリックしてみてください。

2010年8月20日 (金)  
昨日は浅草演芸ホールで高座がある日でしたが、師匠のお仕事のお手伝いをさせていただくイベントのリハーサルがありました。

私は12時に入るようにとのことでしたので、高座は前の噺家さんと出番を交代していただき、終わると高座着のまま直ぐにリハーサル会場へ。大急ぎでしたので汗びっしょり・・・それに大喜利の住吉踊りがありますので、仲入りまでに浅草に戻らなければなりません。

2時少し前に出たいとお願いしていたのですが、2時をまわってしまい、行きも帰りも大急ぎで汗びっしょりでしたよ。

仲入りの住吉踊り集合時間に間に合わないと思ったので、タクシーで演芸ホールまで飛ばしてギリギリセーフ。その時の襦袢が、夜のお江戸日本橋亭「夜席」で着替えた時まで濡れてました。湿ってるものを着ているのはいや〜な感じです。

考えて見れば、この日打ち合わせのイベントは、最初から私だけ違う場所で長いこと待たされたり。そして昨日も・・・う〜ん 、これは相性の問題だけなのでしょうか・・・。

さて、暑いけど楽しかった浅草演芸ホール中席住吉踊りも、いよいよ今日が楽日となります。思い残すことの無い舞台になりますように頑張りたいです。

2010年8月15日 (日)  
住吉踊り、浅草演芸ホール中席の中日でした。

初日は静岡から団体のお客様が百人も、住吉踊りを見にいらっしゃいました。満員御礼。土・日もやはり満員立ち見もある程です。

舞台はもちろん盛り上がってます!諸先輩がとてもいい方ばかりで、2階の女性楽屋では漫才のかおり先生や、にゃん子・金魚先生、まねき猫師匠の会話で盛り上がります。

踊りが上手になればもっと楽しいのですが・・・明日は失敗のないように踊りたいです。

真打ちの準備が・・・私がやらないと進まない事ばかりです。これから披露宴の案内を、順次発送という感じです。

私生活では姪の子供の子守や、それに付随した諸々の役割も兼ねており、こちらも頑張るぞ〜い!と旗印を上げております。

しかし、この暑さ、何と35度ですって!?
皆さんもこの暑さに負けませんように、お気をつけ下さいませ。

2010年8月10日 (火)  
先月末から北海道へ行って参りました。故郷の羽幌で「梅星の真打を祝う会」を開いて下さったのですが・・・ご来場のお客様の殆どは弟のお友達関係というのが実情です。私より弟の方が社交的なようで・・・。

その日の昼間は老人ホーム。弟が「故郷を守る会」の役員ですので。

以前、私のおばあちゃんもここのデイケアで2日間程お願いしたことがありました。どうも食事の時に、食べ物を咽に詰まらせてしまったらしく、それが原因で亡くなったという悲しい思い出の場所でもあります。何となく複雑な思いでしたが、施設にいらっしゃるお年寄りの方には少しでも元気になってもらおうと、精一杯の口演をさせていただきました。両手を合わせて涙を流しているおばあちゃんが何人か・・・私も身につまされ胸に熱いものが込み上げてきました。

丁度忙しい時期で、実家でも雑事に追われ東京に電話掛けばかりしていたので、5日間も滞在していたのに母とゆっくり過ごせなかったのが心残りです。

昨日と今日は浅草演芸ホール中席「住吉踊り」の総稽古です。今日はしっかり稽古して明日から10日間 頑張ります。

11日〔水)〜20日(金) 浅草演芸ホール 中席 吉例納涼住吉踊り

〔昼の部)10時半〜4時半 料金大人3000円 学生2500円 小人1500円
 
落語 交互 ちょりん・時松・金翔
/交互 落語 ぼたん・才紫・朝太

(11:00)曲芸 和楽社中
/講談 交互 茜・梅星
/マジック 交互 節子・皆子
/落語 交互 馬石・金時
/漫才 にゃん子・金魚
/落語 交互 右團治・とん馬

(12;00)落語さん吉
/粋曲 小菊
/落語 交互 左橋・圓王
/落語 交互 小文治 講談 紅
/漫才 笑組
/落語 歌之介

(1;00)落語 交互 菊千代・歌る多
/漫才 遊平・かおり
/落語 交互 吉窓・菊春
/落語  志ん駒
/あした順子

(2;00)落語 扇橋
/落語 雷蔵 
/ものまね まねき猫
/落語 馬風

(3;00)仲入り/落語 志ん彌
/三味線漫談 小円歌
/昼の部主任 駒三
/大喜利 納涼 住吉踊り

梅星の高座出番は
11日(水)12日(木)16日(月)18日(水)19日(木)20日(金)の11時過ぎ頃です。

「住吉踊り」では皆さんのお邪魔にならないように、後ろか隅っこでちょろちょろと10日間踊っております。どうぞいらしてください!

2010年7月15日 (木)  
本日、富士山頂での「ご来光」を拝みに富士登山に出掛ける予定でしたが、連日の蒸し暑さで洋服が汗ばんでいるところに、長い時間電車に乗りますので冷房でぐん〜と冷やされる毎日、とうとう夏風邪を引いてしまいました。これは山の神様が「やめとけ〜」と言ってるに違いないと、良いように解釈し、キャンセルすることにしました。

富士の霊峰に一度は足をかけてみたいと思っておりましたが、今の時期は忙しいので、無理をして仕事に影響しては困ります。白馬に登ったのは6年前、体力もずっと落ちてます。

それに今は山登りより踊りの稽古をしなければ・・。来月は浅草演芸ホール中席「住吉踊り」に出させていただきます。私は凄く頑張らないと大変です。

4〜5年前の住吉踊りのビデオで手順を復習おうと、再生をパチっと押しましたら、あら〜お懐かしや〜、突然志ん朝師匠の踊りが!お陰でパワーをいただきました。


風邪も少し良くなりましたが、夜分に少し熱っぽくなります。お薬飲んで眠りました。