梅星日記

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2003年1月12日 (日)

　北海道の美瑛へ来ています。北海道出前寄席でお世話になっている中川水道さんの保養所、銀山荘にお招きをいただいて今日が２日目です。ここの温泉は最高にいい湯だと評判で、山荘の裏には絶景の滝もあるという素敵な宿です。昨年の夏にも呼んでいただきましたが、雪の景色はまた格別！　好天に誘われたのか、今日の本番前に師匠は雪道を走るという、大じょうぶかな・・。

2003年1月9日 (木)

　今日の昼は新扇組（若手の会）で一席、そして夜はインフィニティレコードの企画で、渋谷のライブハウスでテクノバンドの方々とご一緒させていただきました。横文字苦手な私だから、たどたどしく紹介してかえって失礼な事してしまったかな...スタジオギミックさんご免なさい。
　時間がなくて仕込むのにちょっと大変だったけど、おかげで「本能寺の変」を勉強する事が出来ました。これで叉ひとつ新しいネタを勉強させてもらったわけですが、実にドキドキ度満点の高座！　でも何とか無事（？）に終わったようです..。ネタに追われた年明けでしたが、これで何とか一安心。次は、北海道に！

2003年1月4日 (土)

　今日は本牧亭初席で、私も初高座でした。でも４日目ともなると、お正月の気分はあまりなし。それに比べると、昨日観に行った国立劇場の歌舞伎初日は初春のムード満点で、お客には甘酒やお酒を振る舞い獅子舞も出る。なにしろ、お正月の歌舞伎見物は初めてなので、巨大鏡もちの前で写真撮ったり大はしゃぎしてしまった。
　さてお芝居の方は「双蝶々曲輪日記」。吉右衛門の濡髪長五郎、歌昇の放駒長吉、それに中村富十郎。お相撲の講談を覚えてるところなので勉強になったかな。それにしてもこのところ眠くて眠くて、いったいどうしたんだろう..。

2003年1月2日 (木)

　元旦は師匠宅に伺い、年頭のご挨拶をしてお雑煮をいただく事で新年を迎える訳でして、これで、あ～お正月が来たと感じるのです。
　しかし新年から師匠に叱られました「本をギリギリまで見て高座に上るな、ちゃんと覚えろ」と。酔っぱらってるから叱りながら、口癖の「大好きだ！」を連発して？？　はい、今年はこのところを気を付けたいと思います。
　そういえばこの前、お客の女性に「好きだ好きだ」と言ってるものだから、その人が私に「皆に言ってるんでしょ？」と聞いた。さて、何と応えていいのやら...。琴桜師匠曰く「勘違いするといけないから、そうなんです皆に言ってるんですとはっきり言いなさい！」って。師匠の博愛？もいいけど、何事も毅然とした態度の琴桜師匠も見習いたいものです。今年は１年しっかりがんばろう。

2002年12月30日 (月)

　23日24日の梅桜寄席では、仮装クリスマス・パーティで大変な盛り上がりでした。師匠はサンタクロースに扮し琴桜師匠は南国のフラダンス衣装、といってもシャツは着たままでしたけど。私は水戸黄門で印籠が小道具です。無難な衣装で良かった、中にはバニーガールに当たった人も..。
　いつも早く寝るように！と言ってる私が最終日には午前３時まで炬燵で（オヤスミ方のご迷惑にならないように細心の注意をしながら）おしゃべりしていたら寝不足で...それ以来今日まで年末の慌ただしさで睡眠不足が続いてます。なにしろ自分の時間が持てなくて、年賀状を書いたのが昨日から今日にかけて、これじゃ元旦には着かないな..参った、掃除もまだ残ってるし..。

2002年12月16日 (月)

　今日は、高瀬監督の著書「東宝砧撮影所物語　三船敏郎の時代」出版を祝う会だった。会は沢山の方がお祝いに駆けつけ盛況だった。
　立食パーテイーだったので、師匠のお酒を取りにカウンターに行ったら、いきなり、司会の方に「宝井梅星さんの挨拶」と呼ばれてびっくり、恐る恐るステージへ、しかし気の聞いたスピーチもできず逃げるように引っ込んだその私の次にあの中村雅俊が「ふれあい」をギター弾き語りで唄った..ワォ！実は、監督の「おれたちの旅」とか青春ドラマよく見ててフアンだったの、　私も「鬼平」のさわりぐらいやれなければいけないのに～、まさに日頃の心がけが悪いんだわ。監督がせっかくチャンスを与えてくれたのに...。
　それに着物の着付けをきちっと教わらないといけない、その事で今日は何人もの方に迷惑をかけてしまった..ご免なさい。情けなくて涙が出るぅ。

2002年12月16日 (月)

　今年最後の月になって貴重な勉強をさせてもらっています。討ち入りから300年という14日には、視覚障害者の方々の忘年会にて両国のホテルで義士伝を一席させていただきました。普段のお客様とは感覚も違うのだろうと緊張しましたが、私の講談であんなに泣いていただき、こんな反応は慣れない事だったので高座でドギマギしたけど、喜んでいただけてとても嬉しかったです。これからも何か、私でも力になれる事がないかと考えてしまいました。
　昨日15日は「横須賀おやこ劇場」。横須賀文化会館大ホールでの日舞の公演で、「鷺娘」「藤娘」「櫓のお七」という３つの踊りを講談で解説するという、私にとっては大役を勤めさせてもらいました。若柳雅康師匠の関わりですから、演じるのも一流の舞踏家の方達です。講談一席するのとはちがって、私の為に迷惑をかけるような事があればと思うと不安でした。まあ色々しくじったけど、緊張感がただよう舞台に出させていただきありがたかったです。よーし、今度は日本舞踊の知識も身に付けなきゃと意欲満々。なんてのんきで楽天的なんだろう...。

2002年12月12日 (木)

　前座の頃は毎月ネタを覚えていたけど、二ッ目になった昨年３月からは年に３席程と大変ゆるやかなペースになっていた。ところがこのところ、必要に迫られて前座時のペースでネタを覚えることに。とくに今回頼まれたネタは、珍しい事に師匠に本がなかったのでちょっと大変だった。とにかく集めた資料をあれこれ整理したりツギハギしたり・・ふうー、初めての経験、なんとかなったんだろか？
　昨日は女流落語家、右團治師匠の会に呼んでいただき感激！　ホントにいい師匠だから頼もしい応援団に囲まれ会は盛況。でも「赤垣～」は出来立てホヤホヤって感じで申し訳なかったな・・・。とは言えこれで落ち込んではいられない！　まだ１４日も、１５日はもーっと大変な事が待ってるんだったよ～。

2002年12月10日 (火)

　　旅から（一段落付いたら旅日記のページを作ります）戻ってみると、東京はえらく寒いので驚いた、おまけに雪も降った。辻講釈の日に雪にならなくてホントに良かった。川越の辻講釈では師匠がハワイに行っているので、代演で琴桜師匠のお出まし。イヤ～心がまえ身だしなみ供に素晴らしい師匠で、この日は蕨に出来る僅かな繊維で織った着物をお召しになっていた。帰りは師匠と川越の小江戸通りをぶらつき、お蕎麦をご馳走になって帰ってきた。ところで、新潟の皆さんご苦労さまでした。美味しいおにぎりありがとうございます。
　今日は北海道から新巻鮭が届いた。最近では、忙しい方や裁くのが大変という方のために姿造りの新巻鮭もあるが、矢張り味は切ってない方が美味しい。直ぐに裁いて小分けして冷凍庫へ、食べるのが楽しみ。

2002年12月4日 (水)

　12月の声を聞いたとたん、何だか気持ちが焦りはじめてきた。
今、もう一席新しいネタ覚えているところにもってきて、この度、日本舞踊の３演目を講談で繋ぐという大役を仰せつかり、昨日はそのリハーサルが若柳雅康さんの稽古場で行われた。喜んで気楽にお受けしたものの、色んな面でレベルが高い舞台でして、これは頑張らないと大変！　それにしても噂通りの厳粛で立派な稽古場でした。
　今日は叉、原宿狸様方で初めてスタジオに入ってごちょごちょ喋らせていただきました。これも気楽に馳せ参じたのですが、わずかなナレーションに２時間近くもかかってしまい、はたしてお役に立ったのかどうか・・・。

2002年11月26日 (火)

　新潟では今回、梅桜寄席の他に２カ所で勉強させてもらいました。ひとつは寄席の前日に、いつもお世話になってる地元大和町の役場の方のご紹介で、町の公報関係の方々を対象に。もうひとつは二日目の寄席が跳ねてから。板倉町米増というところのコミュニティセンターでの高座で、ここで１泊して東京に戻ってきました。米増は景観がよくて閑静なところ。柿や大根を吊るして干している風景はとても風情のあるものでした。手作りのお料理がおいしかったです。
　それにしても今回は新潟入りした日から寝不足状態。翌朝９時にお仕事なのに、前の晩３時過ぎまで付きあわされてしまいました。床に入って眠れないと言うのと違ってさ、講談はあれでけっこうエネルギーが要るんだから、そこんとこ解ってほしかったです。明日も昼夜あるので大変。今日は早く休みます。

2002年11月18日 (月)

　風邪を引いてる人の多いこと、師匠もちょっと風邪が長引いております。16日の「寿司政寄席」は、柳家さん八師匠の余興が宴席で大受けして無事終了しました。
　今月は新ネタ２席覚えるんだ！　４・５日かけて「雲居禅師」を覚えてたのでネタおろしをと思ってぎりぎりまで読み込んでたのですが、結局間に合わず急遽、慣れてるネタに変えてしまい我ながら情けない思いをしました。この「雲居禅師」は17日の辻講釈で、後半不安定だったけど、まあなんとかネタおろしまして、さてもう一席。続けて覚えてやろうと息込んだのですが....本を見ているだけで眠くなってしまい、気がつくと居眠りをしていました。新ネタを掛けるのは、かなりエネルギーが要るんです。

2002年11月11日 (月)

　10日夜は、貞水会長人間国宝祝賀会が帝国ホテルで盛大に行われました。その日は昼に、お世話になっている千葉の渥美塾という講談教室の発表会もあったので、お手伝い方々顔を出して、メインの出し物、塾長と渥美雅子先生と鈴木さんの「小松菜～」の熱演を最後に聞いてから急いで東京へ。
　祝賀会ではアイスモナカのコーナーの手伝いの為に場内に入らせてもらいましたが、実に豪華なものでした。この様な大きな祝賀会は、今後めったにあることではないのでこれも勉強の一つです。

2002年11月9日 (土)

　夜道を歩いてたら、自転車に乗った女性が転倒して胸を打って起き上れないでいたので、急いで声を掛け起こしてあげた。そうしたら、いつの間にか暗闇の中から高校生くらいの男の人が、自転車を起こしてひいて送ろうとしたり、自転車で通りかかった女の人も来て、かいがいしく脈をとって様子を聞いて心配したり...。近ごろ物騒で、人も信じられないような世の中だけど、あ～、いい人っているんだな～って思った。　とても寒い晩だけど心はふんわり温かになったよ。

2002年11月8日 (金)

　京都の太秦撮影所へ行ってきました。鬼平の高瀬監督が「剣客商売」を撮影していて、師匠と共にその見学です。この日は丁度、別スタジオで「忠臣蔵」を撮っていて直ぐ傍に、な、なんと中村吉右衛門さまがおられました。ラッキー！　すっかりミーハー気分、写真を撮らせてもらうんだった。
　その後、嵐山の天龍寺塔頭、宝厳院へ。きれいな紅葉を見ることが出来、日帰りの旅でしたが十分楽しめました。叉、来月に行くときは、細かく見てきたいと思います。
　しかし、夢を売る商売って、大変な仕事やね。監督ぅ～、身体に気付けてねえ～。叉、来るでぇ～。（これは大阪弁か？）

2002年11月6日 (水)

　武蔵野の往昔のたたずまいを残した野火止の平林寺に行ってきた。
このお寺の山門を三門とも書くそうで、空、無相、無作の三つの解脱門のたとえで、この門をくぐって寺に入れば、迷いから開放されるそうだ。私は３度もくぐってきたわ。
　雑木林の奥には、野火止塚や業平塚などがあり、国木田独歩の名作「武蔵野」など面影が残りとてもいい。　このお寺には、大河内松平家歴代のお墓や見性院の供養塔や増田長盛の墓などの人々が眠っている。
　境内を散策して、季節のキノコがたっぷり入ったうどんを食べて、甘酒飲んで、大いに武蔵野を満喫してきた。イヤー、勉強になった。

2002年11月5日 (火)

　今日は、新扇組でした。前座と２っ目の若手の会でして、勉強させてもらうのはとてもありがたい。とにかく永谷商事さんに感謝です。
　久しぶりに、焼き鳥を食べたいだけ食べ、その後、シュークリームとどっさりクリームが乗ったコーヒーを飲んだ。あまり自慢にならない..。
　私の場合は、年中食欲の季節だから身体が真ん丸になってしまったんだ。
師匠にもお前は食うなあ～　と言われる。もし住み込み弟子だったら追い出されるところだ...気をつけよう。

2002年10月31日 (木)

　今月の新潟梅桜亭は前日に新潟での仕事があり、24日からといつもより一日早い出発となった。今回梅桜寄席は盛り沢山で、羽野さんの音楽に若柳雅康師匠の日舞、それに特別ゲストとして、バーテンダー世界大会で金メダルを獲得した毛利バーのマスターのカクテルサービスという豪華な顔触れ。
　寄席がはねるとカラオケタイムになり、師匠と琴桜師匠の「浪花恋しぐれ」は最高に面白かった！　何だかんだと仲の良い両師匠です。
　30日は日本橋講談会、しめくくりの高座だったのにひどく調子悪かったな～。色んなことがあったけど、10月も慌しく過ぎようとしている。

2002年10月21日 (月)

　久しぶりにゆっくり故郷に帰省してきた。浜辺を歩きながら打ち寄せる波の音を聞いていると、一瞬すべてが昔に戻ったような気がした。家中皆揃ってる、あ...今はいない祖父や伯母も、皆若くて元気だ..懐かしーい！　涙が出てくるくらい。なんだか季節のせいかちょっとセンチメンタルになっちゃった。
　今日は、国立劇場に10月歌舞伎公演「霊験亀山鉾」を観てきた。片岡仁左衛門が三役を奮闘という復活狂言で、題材になった「亀山の仇討」は、元禄時代に起きた有名な事件だそうな。雨も降らせて、なかなか面白かったわ。　実際、今日は雨の日でちょっと肌寒い。そろそろ冬支度をしなきゃ。

2002年10月14日 (月)

　五代目馬琴先生の女将さんのお着物を、琴桜師匠からいただきました。ネーム入りの浴衣や紋付きや帯など..。琴桜師匠が「大事にしてね」とおっしゃるお言葉に、深い思いが込められておりました。五代目馬琴先生は琴梅・琴桜両師匠の師匠なので、私とっては大師匠の女将さんにあたるお方、身の丈に合いそうなお着物等いただき感激でした。
　これまでに大師匠宅には、入門して直ぐに師匠に連れられてご挨拶に、その他元旦にも何度か伺った事があります。ここ何年かはお会いしてませんが、いつまでもお元気でいていただきたいものです。

2002年10月13日 (日)

　くたびれたよ～。今日は久しぶりに一日中家にいられるゾォー！
何か疲れてると思ったら、夏の疲れも癒えぬ先月19日から毎日出掛けっぱなしだったんだわ。
　勉強会が終わって後悔や反省もつかの間、どうやら11月中に新ネタ２席覚える事になりそう...。これじゃ、実家帰省も落ち着かないなぁ..。でも、新しい話しを覚えるのは楽しみだから頑張ろう！
　珍しく一時間程昼寝をしてみたら生き返ったように心身すっきりした。さあ、元気になったところで、これからお仕事しやすいよう着物や資料や書類を整理しましょうっーと。

2002年9月29日 (日)

　風邪を引いてる人の多いこと多いこと、そう言う私も急に鼻水とクシャミの大合唱となり、慌ててマスクと風邪薬を用意して両師匠にくっついて水戸に行ってきた。鼻水すすりながらの一席でした。おまけに熱っぽくなりちょっと苦しかったんだけど、地元の方の手作り料理を沢山いただき、鹿肉入り野菜たっぷりのお味噌汁を食べて一晩寝たら殆ど直ちゃった。引き始めは栄養の有るもの食べてグッスリ寝るのが一番なんだそうだ。

2002年9月26日 (木)

　柏崎の米山に登ってきた！　ところが当日は朝から雨。てっきり中止のつもりの気力の無い梅桜亭一同を引率してくれた地元「童夢」の皆さん、お疲れさまでした。結局スタートは五合目からとなりましたが、一気の登り坂でこれが大変！　でも充実感十分、頂上から見た景色は最高でした。これが楽しみでまた山に登りたくなるんでしょうね。
　前日は何故か眠れない状態で登った割には、何とか無事でした。行きは辛い帰りはよいよいでヒョイヒョイと急いで降りてたら、道を間違えて登らなくてもいい山まで登って林道へ戻り、やっと皆と合流できました。あ～迷惑かけなくて良かった。この山登りも体力や心構えのない人が参加すると、人を巻き込んで迷惑かけることになるんだよねー。２年前の駒ヶ岳がそうだったけど...今回は時間が短く済んだからよかったものの、何事にも通じてると思ったわ。私も迷惑かけないように来年に向けて足腰鍛練しようっと。
　戻って翌日が昼夜高座、昼はネタ出したの覚えきれなくてヨレヨレ、どっかで挽回しなきゃ。夜は初めての試み、渋谷のライブハウスeggsiteで４つのバンドとご一緒させてもらい講談を。しかも２０分位の噺を前編後編に分けて２回の高座（と言えるのでしょうか？）。いつもとはまったく違う客層、お客さまの反応が心配だったけど、きちんと聴いてくれたようでとても嬉しかった。

2002年9月16日 (月)

　急に肌寒い～。何でも10月の気温だそうだ。あたふたしてたらもう今月も中旬になってしまった。
　先日は蕨市中央公民館に出演させていただきました。後の懇親会にも声がかかりご馳走になりましたが、ホント、会の皆さんが楽しそうで羨ましかった！
　ところで、ここでは講師らしき事をやらせていただきましたが、難しいものですね。時間枠に余裕があるので「三方ケ原軍記」を少し皆さんで読んでもらおうとしたのですが、結局は受講者ではなく、担当の方や主催の会の方たちが協力して読んでくれてたようです。昨年二ッ目になったばかりの修業中の者には「教養講座」の講師はちと荷が重かった。やっぱり、身の丈で頑張っているに限るわ。
　昨日は鎌倉の辻講釈、帰り道の魚屋さんで買っていただいた平目とトロのお刺し身美味しかったよ～ん。夏の疲れが出てくる今日この頃、秋の夜長は早く眠る事にしましょうーと！

2002年9月7日 (土)

　渋谷のライブハウスでバンドのステージにご一緒させてもらう事になった。そこで、昨日は会場と打合せを兼ねて渋谷公会堂の時計前で待ち合わせの約束をしていたが生憎凄い雨になって...数人のダフ屋さんに声掛けられ弱っちゃった...。相手の方と面識がないのでダフ屋さんをヒョッとしてあの人かなこの人かな～なんて目で見ちゃったもんな..。ライブハウスというと、日暮里の「和音」や荻窪の「音や金時」で師匠がシンセサイザー講談公演したときに、私も何度か前座で出させていただいた事はある。今度のイベントは４グループの間に講釈がはいる企画になるらしい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　私は年を取っても若手（何か複雑？？）バンドの方達とジョイント（？）は高座に新しい発見がありそうで楽しみだ！お客様も殆どが二十歳位のお嬢さんというのですから、師匠に話したら羨ましがるでしょう

2002年9月2日 (月)

　９月１日は、新潟県浦佐で「耐久山岳マラソン・健康歩こう大会」（距離20キロ）に出場。当日はこの大会はじまって以来という炎天下で、まずはゼッケン1248番、派手なオレンジ色のショーツにランニング姿の師匠が参加する「山岳マラソン部門」がスタートを切った。後から私達「健康ウォーキング部門」がスタート！　総勢1700人くらいかな。下りはともかく、この次期には珍しい炎天下、登りのきつさは半端じゃない。とにかく給水所だけを目指して歩いた。そこには、冷たい水と麦茶、それにポカリスェットが並べられ、太陽にさんざんあぶられて搾れるほど汗をかいた身にはまさに命の水。めちゃめちゃ美味しい。
　そんな私の前を、70才くらいの男性がヒョイヒョイと通り過ぎさった。凄いお元気！　もっと凄い人は腰の曲がった80過ぎのご老人。休み休みながら、ともかく完走した...パチパチ！
　師匠はマラソンの部で２時間16分、凄い凄い！　残念ながら、私はその頃必死に山登ってるところで師匠のゴールを見られませんでした。ちなみに私は５時間はかかるのではと云われてたのですが、一緒に参加した音楽家の羽野さんのお陰で４時間で完歩しました。しんどい時も一生懸命歩き遂げた事が今後の高座に反映するのではと...。足腰痛いけど、さわやかな疲れで気分爽快！　その日は、奥只見の山荘で降りかかるような星空を見上げながら（天の川が見えた、梅星は見えなかったけど）露天風呂で疲れをいやし、山里のご馳走をいただきました。出場してよかった！　

2002年8月31日 (土)

　８月も最後の日、まだ衰える事のないこの暑さ...いったいどうなってるんだか？　普段の高座に北海道出前寄席の長旅、住吉踊り、歌舞伎、薪能、屋形船 etc. とこの夏も沢山勉強させていただきました。夏は、忙しいほうが夏バテしないのかもしれないな。
　さて、９月初日は師匠が山岳マラソン大会（新潟浦佐）出場！　弟子は、トボトボと歩こう大会にチャレンジ！！　さぁ、これから、浦佐にバラバラバラと乗り込んで、明日の朝には捩り八巻タスキ十字にあやなして（これ住吉踊りかってんで）いざ、２０キロ大会に出場パパンパンパン！　私ってホント年にしては元気印。似た人が弟子になるって云うけど・・やっぱりね。

2002年8月28日 (水)

　お狸さまのご配慮で、台東区の夏の風物詩として親しまれている「台東薪能」を観せていただいた。本格的な伝統芸能を観るチャンスはなかなかないので感激！浅草の浅草寺野外の予定が、雨の為に浅草公会堂に会場を移すことになったのは残念。とはいえ凄く勉強になった。能と狂言と半能と三演目で、今でも舞台や姿や声が心に焼き付いている。野外のかがり火の中での「薪能」は時を越えた幻想美で素晴らしいことでしょう。いつか、必ず観たいな。

2002年8月27日 (火)

　今月も師匠の寄席「梅桜亭」へ。今回は「終戦の日特集」ということで、戦争にまつわる噺を。しかし、戦争を知らない世代が語るのはなかなか難しいものです。
　泣かせる事より笑わせる方が難しいと言うけど、たしかにそちらの方は技術が要ります。涙もろい私は、テレビで戦争のインタビューを聞いただけでも涙腺が緩んでしまうし、何時だったか、駅で身体障害の大きな娘さんを背負ったお母さんを見ただけで、気の毒で大泣きしてしまった。まったく情にもろい。でも来年までには、戦争を取り上げた話を、１つくらい仕込まなければならないかな。
　師匠の寄席には、毎回ゲストやお客さまが見える。しかし、人にもよりますが、この業界のしきたりを軽んじる人に会うと、驚いてしまう。人のお客様に営業かけるのは、タブーのはずなんだけど・・・。私は師匠に、その点きびしく仕込まれましたが、他所ではそうでもないのでしょうか？　今、勢いを盛り返している伝統芸能の世界では、やはり、仁義ということには厳しいようですけど・・。
　そういう私もこの頃「梅星を育てる会」を作った。すると早速、貯金事務センターから通知があり、通信欄に励ましをいただいた。
「琴梅先生と琴桜先生と梅星さんを応援します」って・・いいお客様が芸人を育てると言うし、有難いことです。師匠を応援して下さる皆様、浮気だけはしないで下さいね。

2002年8月21日 (水)

　「古今亭志ん朝追善住吉踊り」は連日満員の内に２０日、楽日を迎えました。打上げの後、２次会にも参加してカラオケに！　最後には志ん朝師匠お得意の歌が、涙ながらに何曲か唄われました... でも私は、矢来町の師匠がいつもカラオケで唄われる曲をしらなかったので、始めのうち、そうと気付かず、無邪気に楽しんでしまいました。毎年、打ち上げの後、こうして皆でカラオケで楽しんでいらしたんだ。志ん朝師匠はこの歌をいつも歌ってたんだなぁ～と、胸が熱くなりました。
　住吉踊りに出させていただいて３回目になるのに、間が悪く、仕事で打ち上げに出たのは今回がはじめてでした。私は、志ん朝師匠と縁があったようでなかったんだなぁ。出来る事なら、もう一度３年前に戻りやり直しがしたい。
　まぁ、これで今年の夏の一大イベントは猛暑と共に？終了となりました。
今晩は屋形船。これがホントの♪猪牙で～ぇぇ～サッサ　行くのは深川通い～♪

2002年8月18日 (日)

鎌倉へ辻講釈。久しぶりの雨で気温も低く過ごしやすい日。
　先頃、大好きな果物をいただいた。
特に新潟梅桜亭でお世話になっている方から頂いたメロンは非常に美味しい！魚沼米は有名なのは誰でも知ってるけど、スイカも超美味しい！
あの～、それ程食べ物に執着してる訳ではないんだけど...前座は残飯整理で太っても２ッ目になっても太ってるのは梅星だけだって云われちゃった...。勉強会まで減量しなきゃ！

2002年8月17日 (土)

今日は、師匠のお供。
お寺さんに響き渡るシンセサイザーコウダン「杜子春」はとてもいい感じで、好評でした。やはり、良い講釈師になるには、高座百遍といって繰り返し高座で勉強して長い年月の重みがないとお客さまの心に響く講談は語れるものではないし、私も師匠に近づけるように日々頑張らなくては....なんて、いつになく神妙な事を思ってしまった。
　師匠は二日酔いで正午まで寝てたそうだ。飲んだら記憶喪失になるようで..そろそろ、飲み方を考えた方がお身体の為かと思うんだけど..。

2002年8月14日 (水)

八月納涼歌舞伎を観てきて感激した。中村勘九郎の気質の違う三役を鮮やかな早替わりで演じ分ける「怪談乳房榎」兎に角面白かった。
大詰の十二社大滝の場では本物の水を使い勢いよく打ち付ける滝と滝つぼの中での大立ち回り。いや、勘九郎　凄い！感激の余韻未だ覚めず..です。

2002年8月12日 (月)

　今日（11日）から、志ん朝師匠追善吉例納涼住吉踊り初日。
今年は6月から、旅公演やなにやかやで稽古に出られなかったもので、出演する演目は相変わらずの「チョキ」。でも今回は一ッ増えて「奴さん」にも出られそう。この夏こそ一大飛躍を！と思ったんだけどちょっと努力不足だったなぁ～。もう少し頑張ればフラダンスにも出られたんだけど・・、えっ、見たくないですか？
　住吉の末席の私はさておき、初日は、おかげ様で立ち見が出るほどの盛況。会場の笑いが絶えなかった。私は「もへい寄席」があったのでお休みにしていたのだけど、打ち上げの席を抜けて勉強に！
住吉踊りのお囃子と踊りで全身から活気が漲る
「♪よーいよーい！さて、あれわいさーのさー♪」

2002年8月6日 (火)

　駒形どぜう「江戸文化道場」が浅草のアサヒビルで盛大に行われました。
私も昨年まで師匠に連れていっていただき、勉強させていただいてましたので、会員の方が「この頃来ないけど辞めたの？」とか「忙しいの？どうしたの...」と声をかけて下さいました。ありがたいことです。
　社長さんは相変わらずお元気でトークもお上手。鶴太郎師匠の浴衣から途中で師匠の浴衣に衣装替えして大忙し。若旦那は風格が出てきて駒形どぜう益々繁盛！　活気が漲って、久しぶりの「江戸文化～」は楽しかった。ちなみに、司会が師匠でゲストが歌六師匠...ノコギリの音色、どじょうとビールで暑気払い。

2002年8月5日 (月)

すこぶる暑さに弱い。２０代後半から、汗を出すと顔にぼつぼつ（汗管腫といって汗腺細胞の増殖。発汗で活発になる夏に膨らんで目立ってくるらしい）が出来る。顔の熱が発散されにくく温度上昇するから、美容面ばかりか本人の感じる暑さは半端じゃない。本来は自然の風に当たる方が好きだけど、暑い日はクーラーがないと悲惨になる。ひとつひとつ切ると痕になるといけないし...医学も進歩してるんだから、そろそろ、何か、いい治療法が無いものか。なになに？出身がハボロだから、ハダがボロボロ～だって！

2002年7月31日 (水)

12年前に、何を血迷ったか３年程和裁教室に通った時期がある。仕事で殆ど行かれなかったけど、それでも、先生が手伝ってくれて男物のウールのアンサンブルと浴衣、女物のウールと浴衣3枚等を縫った。　　　　　　その、お裁縫の先生が亡くなった。その頃で50年のキャリアの針道名人でした。いつも、「人間死ぬまで勉強、どんなに技術を習得した手でも墓場まで持って行かれないのが残念！せめて弟子に伝えたい」と言っていた責任感の強い先生でしたので、とった内弟子をビシビシ仕込んで育ててた。　是非、先生に着物を仕立ていただきたいとお願いしてたのですが、入退院をくり返していたので、反物を裁断したまま４年余りになる。今では、この柄合わせが形見になってしまった...先生、安らかに。　　　　

2002年7月23日 (火)

お隣の一人暮らしの男性、電気の検針にきた人が電気を使ってないから、生きてるのか？？と聞きに来た。そういえば具合が悪いと言ったきりで、当番の会費集めもしてないし、前を通ると変な臭いがする。しかし、ちゃんと出前を頼んで食べてるところをみると心配する事なさそうだが... でも、ひょっとしたら部屋の中で偉い事になってるのでは？と空想やら推理が大きく膨らんで、とうとう、福祉の人や管理人の方が調査にやってくる事になったが、相手は何やら察したらしく、昨日の内に掃除をして臭いもあまりしなくなった、ドアも開いて、これまで全く電話にも出なかったのに、応対したらしく問題ないという事になった。私がおせっかいだったのかな？人を思いやるということはむづかしい..。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホームページをリニューアルしたら、yahoo！登録された。宝井梅星で検索すると「yahoo！登録サイトに一致」とこのＨ・Ｐが紹介される。ホームページが多くなった現在では登録されるのはかなり難しいらしい。やったー！とても嬉しい。

2002年7月19日 (金)

近所のスーパーで、車イスのおばあさん（本当は思ったより若いのかもしれない）に会った、レジまで車を押してあげた。後で身内が来ると言うが、聞いたら近所の棟なので連れていってあげた。色々とチンプンカンなこと言ってたが、どうも一人暮らしのようだ。部屋に入れと言うので入ったら..散らかっていて生活振りが分かる。おばあさんが食べるものがないといけないと思い。後で食べ物と飲み物を買って持っていったら、喜んで、明日「一緒に風呂に行こう、あんたと！」どうも近所付きあいもしてないらしい...。明日、娘が来るとは言うが、いつの間にか息子に変わっていて、よく分からないけど、不安と淋しさを抱いて暮らしているんだと思う。他人事ではないような気がして、何かしてあげたいと思った。

2002年7月17日 (水)

あるお店にお弁当を注文しにいったら、明日は台風だけどいいんですか？と何度も聞かれた。台風の影響で注文のキャンセルが相次いだそうだ。しかし2度目の台風7号早く去ってくれて助かった～。晴れ上ったので早速、師匠に仕立てていただいた琴梅・琴桜師匠名入りの浴衣を着て出掛けたら、師匠方から相撲取りと言われてガックリした...もっとも「良きこと聞く」柄が大きい。やはり何としても、体重を落とさねば...。

2002年7月9日 (火)

暑い！昼と夜の空き時間に家に戻ってシャワー浴びて、着物を取り換えて本牧亭開店祝いに出掛けた。行き帰りの電車でもこっくり居眠りしたり、今ひとつ力が出ない。新潟から通算して24日間も旅をしたんだものな～。

2002年7月5日 (金)

　ウトロ海岸を眺めながら露天風呂。深夜に北斗七星を見ながらまた露天風呂。でも一日中温泉に浸かってる訳じゃない、ちゃんと仕事もしてます。今日は知床第一ホテルの「すいーとるーむ」に泊まらせてもらう。優雅！な窓一面に広がる海。これを毎日眺めながら暮らしている地元の方がうらやましい。ここ知床が琴梅一座講談出前寄席の千秋楽。釧路で泊まって明日夜帰宅。

2002年7月4日 (木)

お陰様で私の地元、羽幌も無事に終了。ようやく気持ちにゆとりも出てきた。一日休んでその後は端野と北見。北見芸術文化ホールは今回初めてだったが行き届いた立派な会場で、随分宣伝もしていただいた。ありがたい！

2002年6月26日 (水)

　美唄では昼間、斉藤さん主催「夢楽庵」にて公演。夜はお世話になってる岡本さんの「美唄寄席」。翌日は三笠市での公演を終えた後、画家の伊佐治さん方でお世話になりしばしの休日。釣りや散策と新緑を楽しんだ。師匠と一緒のお散歩は、弟子としては嬉しい一とき。明日からは、利尻、美瑛、羽幌と続く。故郷での公演も間近。

2002年6月19日 (水)

「北海道出前寄席」ツアーからの第一報です。初日は札幌「がでる2・7」で公演、好調のスタートの琴梅一座。今日は有珠山、西山火口散策路を見物。夜は長沼で公演。

2002年6月16日 (日)

新潟・梅桜亭で起床７時、寄席の準備をしてから、ブラブラお散歩がてらに草花を摘んでくるのがひそかに楽しい。カタクリや他に名前が分からないけど、きれいで可憐な花が生き生きとしてエネルギーを感じる。今日新潟から家に戻って支度をして明日から北海道の旅の空、この頃は、デパートに行っても「大きいサイズ」の売り場を探すようになって悲しい..。難しいけど何とか痩せなきゃ～。

2002年6月13日 (木)

第一回「鬼平を歩く」は、ときおり小雨の中を世田谷文学館友の会の皆さんと共に、浅草を探訪。文学館の菊池さん始め瀬川さん、そして高瀬監督に助けられ、鬼平を読ませてもらい、おかげで反応もよくホッとした。こうして勉強させていただく事が何より嬉しい！おっと、叉、深夜２時になってしまった。明日じやない今日は新潟。もう寝なきゃー。

2002年6月10日 (月)

もう５日間も、日記を書いてなかったんだ....日がドンドン過ぎる。ちょいと前に携帯を変えた最新写メール、旅に出る前に必要な事は覚えたいが、機能が有り過ぎて大変、仕方がないから取説持参という事にしょう。昼が、もへい寄席、夜が、二葉会、掛け持ちで来てくださった方も随分いらして感謝感激です。何よりもサッカー日本とロシア戦があるので心配してたけど沢山来てくれたのは、単に関心がない方が多いからなのかも？？..。着物を選んでたら、こんな時間に..今日の11時過ぎの新幹線で姫路へ、久しぶりに友達に逢えるので楽しみ！も、もう寝ないと講談も顔も心配。

2002年6月3日 (月)

昨日は、鎌倉辻講釈に原宿狸さまとお姫狸さまと羽野さんがいらしていただきました。その後に、原宿狸さまのご招待で皆で箱根の温泉に、私も師匠にくっついて連れてっていただきとてもよい思いをさせていただきました。本当によい温泉でした。美味しいお料理も...それに、ジャガーに乗せていただき最高の気分でした。まだ、温泉の余韻がじわ～っと！

2002年5月30日 (木)

浅草はよく行くところだが、ブラリと散策した事がない。もへい寄席に、踊りの稽古場へ、木馬亭、それから夏に演芸場に行くくらい。世田谷文学館友の会「鬼平を歩く」のシミレーションに浅草へ。講師の高瀬監督と文学館の方で菊池さんと瀬川さんの４人でコースを歩く。おかげで随分浅草を探訪して非常に勉強になった。昨日は、昼夜寄席で室内、今日はお散歩とバリエーションがあって、楽しい。お天気に恵まれて、少しジリジリする日差しとさわやかな風が心地よい。すっかり、頭の中が池波ワールドになった一日。

2002年5月21日 (火)

羽野さんのDiaryに、「カトレアが何で今ごろ咲くんだろう？」と書いてあったが、やっぱり私の為に咲いてくれたんだろうか？？カトレアよ、ありがとう！私も頑張るから。カトレアは咲かせるのが難しい花らしいから、手入れをする人の心が花にも伝わるんでしょう。ベランダに雀も沢山訪問する事ですし、いい人が住んでる家がわかるんでしょうね。もう、こんな時間になってしまって..着物選びを一時間近くもしていた、部屋中が着物だらけで後始末の煩わしさはあるけど..決まった時はとても気持ちが良い。

2002年5月27日 (月)

　22日、「梅星のすっぱいは成功の会」色々と反省点ばかり、しかし、会を重ねる度に得る事はある。年月を掛けて会の名の通り成功を目指して頑張りたい。　23日から、新潟の梅桜亭へ。寄席前日の田植えには、お客様が７人様程いらして、師匠を囲んでワイワイと楽しい一時だった。天候にも恵まれ、地元の後援の方に教わり、素足で田圃に入り苗を植えるのは少し慣れるとたのしい。梅桜亭は何でも手作りで、師匠自ら、張扇持っ手を包丁に変えて、台所に立つ姿はなかなかなもの、やはりご兄弟に料理家がいらしゃるだけあって、餃子の皮から作るこだわりよう、それが美味しいかった。私も仕込みの要領が少し分かってくると料理って楽しいし、寄席を中心にして学ぶ事ばかり。

2002年5月19日 (日)

普段は目覚めが悪くグズグズだが、ここのところ３～４時間睡眠で早朝バッチリ目が覚める。もっと早くにエンジン掛かればいいのにといつも思う。今日は鎌倉辻講釈、ネタおろし。怪我やご病気で暫く来られなかったお客さんも、お元気になっていらしてくれて何よりの日。お天気に恵まれたお寺の境内には、リスや小鳥がいるのですが、今日はおっきい毛虫を何匹も、つい親指を隠してしまった。

2002年5月18日 (土)

田園が広がる閑静でとても眺めのよいところに、鶴ヶ島市女性センター「ハーモニー」がありまして、今日はこちらでお世話になりました。館長さんも、お客さまもいい空間をつくってくださいました。喜んでいただけたらいいんだけど、あれこれ悔いが残ります。両師匠の爪の垢でもいただいて次回に備えて頑張ろう！

2002年5月16日 (木)

「師匠がお客さん沢山持ってるから、自分の会にも動員できるんでしょ」と言われることがありますが、この世界に入門したときに師匠にこう言われました。「この世界は仁義を重んじる。人のお客様をとるようなことをしてはいけない」と。ですから、師匠が助演していただける時や特別にお許しがあった時以外は、師匠のお客様にはご案内出していません。自分のお客様だけでやりくりするのは大変です。まあ、当然といえばとうぜんなんですが・・。たった今もＤＭ書いてる傍から来られないと連絡が～！！

2002年5月15日 (水)

ついこの間までの、夜席のチラシは師匠の豪快な寄席文字風の書体で「○月講談夜席」と書いた下に番組表が、それには２っ目から名前が出てました。前座の頃は定席のチラシに、自分の名前が出るのが夢でして、２っ目になって、初めて梅星と番組に載った時は嬉しかった。そのチラシは大事にとってある。といっても、つい昨年の１０月の事ですが、月日が経つのは早いもので。あ～、勉強会までもう１週間..本当に早いわ－。

2002年5月14日 (火)

上野から帰ってきたら、９時半。駅から自宅までの途中にいつも買い物するスーパーが、これまで閉店が９時でしたが、いつの間にか１１時閉店に延長していた。どうりでこの頃は、食料品売り場に７時半ごろ買い物に行っても割引のラベル貼らないわけだ。お店の方でもお客に定額で買わせるようガンバってるんだとばかり思ってた。私は時間が勿体無いからねばれないけど、しかし、割引にしてもそれで売れなかったらどうするんだろう？？今度、それとなく聞いてみよう－っと。

2002年5月9日 (木)

昔、保谷の柳沢に住んでた頃に、ある歯科でレントゲンまで撮ったにも関わらず間違えて健康な隣の歯を削られてしまった。これが年月経てとうとう抜く羽目になって、インプラントする事になり治療中。今日は型を取ってガムみたいな仮歯をくっつけてくれた。保険適用されないので一本がうぅ～ん十万も...。さすがに高いとは思うけど、これでも若手ですから何でもいいと云うわけにはいかないし..とにかく歯は大事にしなくては。

2002年5月8日 (水)

川越蓮馨寺の辻講釈。張り子の「シロゾウ」がいた。今日は花の日？！ここの辻講釈を聞きにきてくださるお客様は決まって雨の日も雪の日もいらしてくださるんですが、いつもの方でお一人いらっしゃらなかった方が..どうかしたのかなぁ～ちょっと心配。師匠の講談を食い入るように聞いていた男の方、偉く感激して何度もお辞儀をされてお帰りになりました。今日も「講談は為になる」という事を実感した一日でした。

2002年5月7日 (火)

新茶の五月　デパートのお茶売り場で試飲、やはりお茶は美味しい..３杯もいただいて買わないとは悪いので、狭山茶　その名も　五月の露　100ｇが1000円のお茶を自宅用には勿体無いとは思ったけど奮発した。そういえば、和食屋さんでもお茶が出ないところがけっこうありお茶が大好きな私としてはとても残念です。コーヒーや紅茶より値段が高かったりするから仕方がないのでしょうね...これからはグリーンティースタンドがあってもいいと思うんですがー。

2002年5月6日 (月)

明日の用意をしなければと思いながらもウダウダしていたら友達から電話があり２２日の勉強会に来てくれると嬉しい知らせ...「すっぱいは成功の会」まで、もう２週間しかないんだと気がつき急に焦り、ちょっとやってはお茶飲んで、１、２行覚えてはテレビ観てお茶飲んででは仕方がないから今日は身体を休める日にしょーっと。

2002年5月6日 (月)

ｋ先生の結婚式でした。夏日のように暑い日で着物はどうかな..と思いましたがやはり着物に決め支度を、おたいこ帯がまだ慣れずに四苦八苦し慌てて会場へ、講談まつりでは夏帯しめたのを、「舞台だからいいけど通の人の前には出ないほうがいいよ」と琴桜師匠にアドバイスをいただいておりましたもので会場で「この帯でいいよ！」と師匠にいわれてとても嬉しかった。私は受付のお手伝いでしたが、内輪でのほのぼのとした楽しい結婚式だったようです。（受付でしたので、モニターがあれば...）